写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は保護区のフランボイヤ

 今日の写真は、中米はベリーズのこの国最大の都市であるベリーズシティから、車で1時間ほどの位置にあるクルックドツリー野生生物保護区内の集落で撮ったものです。この保護区には川が大きく広がったようないくつかの湖があり、それに挟まれる形で集落があります。集落の大きさは約1000人ほどの人口で、多くの住民は他の町に通勤しており、それ以外は農業、漁業を営んでいます。その集落は開発が進んでおらず自然が豊かで、湖が近くにあることもあり野鳥を多く見ることができます。乾季で湖の水位が下がる時期には国境を越えて周辺から多くの水鳥たちが集まり野生の一大パノラマを見ることができます。それについては、これまでにこのブログ上で度々お知らせしてきました。今日の写真はそんな保護区内の自然をテーマにしており、1枚目は熱帯の樹木であるフランボイヤ(日本名火炎樹)を背景にしており、5月の、こちらでは大変暑い気候である乾季の終わり頃に撮ったものです。

 2枚目はこの国で良く見られるキツツキの仲間であるゴールデンフロンテッド ウッドペッカーで、ベリーズシティ市内の街中やジャングルの中でも見られる数の多い種類です。ごく一般的なキツツキですがその姿が美しいことから何度でも見たくなります。

 3枚目は街中では見られないものの、郊外では電柱に必ず巣を作るキツツキの仲間であるエイコーン ウッドペッカーです。郊外を車で走り、道路端の電柱を注意して見ていると彼らが掘った巣が見つかります。でも大抵は集落に近いほどその確率は高まります。日本のスズメのように人と共に生きるキツツキなのでしょうね。

 4枚目は多分ブラウンクレステッド フライキャッチャーです。このタイプは姿の似ているのが多く識別が容易ではありません。人間の生活圏で良く見かける種類ですが、姿が平凡であることから注目度の低い鳥です。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距135mm、35ミリ版換算202mm、ISO8000F9.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。