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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 伊自良湖のカイツブリ

 2023年4月20日は朝から晴れ間が広がり、天気予報では夏のような暑さになるとのことでしたが、その通りに日向では暑い日となりました。今日は久しぶりにいつもと変わった野鳥を求めて自宅から車で30分ほどの距離にある伊自良湖に行ってきました。この湖は防災と農業用水を兼ねた人口湖で、冬のワカサギ釣りが地元では有名です。湖周辺の道路を歩いたのですがモミジや桜の新緑が非常にきれいでとても癒されたのですが、なぜかヒヨドリとウグイス以外の野鳥の声は聞こえず、この時期としては静かな散策となりました。対して湖にはカルガモと、この写真のカイツブリがいました。

 カイツブリは3羽ほど見かけたのですが、しかし彼らは警戒心が強いようで、どれも遠く肉眼で楽しめるような距離ではありませんでした。それで当時は分からなかったのですが、カイツブリは頻繁に潜水を繰り返し餌探しをしていました。その様子を後ほど撮れた写真で見てみると、彼は潜水後にエビのようなものをくわえてるのが分かりました。これは赤くないことからアメリカザリガニではなさそうです。

 伊自良湖の広さを口頭であ伝えするのは難しく、適当な例えが見つかりません。この写真で想像してください。湖畔を水面を見ながら歩いていると大きなコイが群れていたり、小魚の大群に出会うこともあります。それなのにカルガモカイツブリ以外の野鳥は見当たりません。カワセミぐらいいても良さそうなのですが。湖では一人がボートを出して釣りをしていました。この時期、フナ釣りでも楽しんでいるのでしょうか。

 湖周辺で見かけたのはヒヨドリ以外はこのイカルだけでした。昨日のこのブログでイカルが木の芽らしきものを食べているとお伝えしたのですが、それはどうやら青虫でした。今日もこのイカルたちも青虫を探していたように見えました。彼らも虫を食べるのですね。知りませんでした。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO400、F4.0、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。