中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから西に車で30分ほどの所にベリーズ川に架かる橋があります。1枚目の写真がその橋で、周辺はところどころに民家やヤシ畑、牧場があるものの川沿いはうっそうとしたジャングルとなっています。写真に見える川面は遅い雨期の影響で水位が橋げた近くまで上がっており、水は広い範囲に浸水しています。川の周辺はこういった浸水があることから開発は容易ではありません。よってうっそうとしたジャングルが残るのです。
その川の両側は人の手が入りにくいジャングルですから大木が残っており、橋の両側にも何本も見られます。その一本の空を見上げる大木にユカタンクロホエザルが居ました。彼らは大きな声で鳴くことからこの名前が付いているのだと思いますが、その鳴き声は地獄からの呼び声のように不気味で、とても遠くまで聞こえます。
彼らは一生を木の上で過ごし、地上に降りることはないそうです。水は木のうろにたまったのを飲みます。木の上で慣れているせいか目の回るようなこんな高い大木の枝でものんびりと昼寝ができます。
1枚目の写真の撮影機材は Sony Cyber Shot WX5です。1枚目の撮影データは焦点距離 4.3 mm、35ミリ版換算 ? mm、 ISO 200、F 7.1、1/640sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。
