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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 舗装路のソウシチョウ

 今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅の近くにある文殊の森公園で出会た野鳥たちのご紹介です。この公園は標高345mの文殊山を中心とした森林公園で、山の斜面にはあちこちを散策や登山が楽しめるように道がつけられています。その中の一つに管理道として中腹まで舗装された道があり、多くの人は通常はこれを登ります。その舗装路で出会ったのが1枚目、2枚目のソウシチョウです。彼らはよく道路で何かをついばんでいますが何を食べているのか分かりませんでした。1枚目の写真をよく見ると木の実のかけらのようなものをくわえています。もしかしたらこれはドングリの実かもしれません。周りにはドングリの実が見えます。秋から冬にかけて道路に落ちたドングリを人が踏みつけて粉々になりますから、それを食べているのではないでしょうか。地面が土であればドングリは割れませんから、それがこの舗装路でソウシチョウによく出会う理由なのかもしれません。でも公園管理のためにこの道路に溜まった木の葉を送風機で吹き飛ばすことがありますから、その時に欠片もろともドングリも飛ばされます。近頃ソウシチョウを見ないのはそのためではないかと思っています。そもそも山林で路面の落ち葉を吹き飛ばす必要があるのかどうか疑問に思っているところですが。

 この日はカケスにも出会うことができました。冬の時期にはカケスの鳴き声をよく聞くのですが、写真を撮れるほど近くに姿を見ることはそれほど多くはありません。春を過ぎると全く見なくなりますが、やはり涼を求めて標高の高いところに移動するのでしょうね。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/1,000sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。