写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園の遺跡

 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が日本の琵琶湖ほどしかない小さな島国ですが、一年中温暖な気候、美しい海、島中央部のジャングル、比較的良好な治安、そして世界遺産となっているピトン山などで、ヨーロッパでは有名な観光リゾート地になっています。北の国々が冬になる観光シーズンには多くの人々がこの国を訪れます。島の観光の中心地は島北部のロドニーベイ地区で、ここにはこの島で最も長いビーチにホテルやレストランが軒を連ねています。そのビーチの北端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。ここにはかつてのイギリス軍が建設した遺跡が残されており、また美しいビーチもあります。1枚目の写真は当時のイギリス軍の兵舎であった遺跡が背景です。遺跡は過去からの貴重な遺産ですが痛みがひどく、この先が心配です。

 園内には標高100mほどの岩山があり、歩くだけでなく、急なために手も使いながら登ることができます。頂上からの眺めは最高でカリブ海のパノラマが楽しめます。その岩山の崖になっている壁にこの写真のようにランが着生していました。人の手が届かないところにこうして残るのですね。

 園内には二つのビーチがあり、特に奥の一つでは様々な熱帯魚を見ることができます。ですからこのビーチに行くときは必ずシュノーケルを持って行きます。熱帯魚と泳ぐたびに新たな種類の発見があります。

 カメラはSONY α100、レンズはMinolta AF35-105 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離40mm、35ミリ版換算60mm、ISO 100、F 6.3、1/200sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。