写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園の遺跡

 カリブ海の島国セントルシアは日本の琵琶湖ほどの大きさの国土面積ですが、温暖な気候とカリブ海という地理的条件に恵まれ、特に欧米からの観光客に人気があります。首都はカストリーズで島の北部に位置しており、更にその北部で島の北端に近いところに、この島の観光の中心地となっているロドニーベイがあります。その湾に面する長いビーチには多くの観光ホテルやレストランが並び、東カリブ最大を誇るヨットハーバー(マリーナ)もあります。その湾の北端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。そこにはかつてのイギリス軍の様々な施設の遺跡があり、保存状態はよくありませんが当時の様子を知ることができ、貴重な観光資源となっています。1枚目の写真はその遺跡を背景にしています。ここは食堂及びホールだったそうです。

 2枚目は公園内にある2つの丘の砦の遺跡がある方から下の園内のビーチを見ています。これらのビーチは波が穏やかで水の透明度も高く、シュノーケリングなどで熱帯の海を楽しむことができます。水中には様々な熱帯魚が泳いでおり彼らとともに泳ぐこともできます。ビーチは火炎樹に彩られていますね。

 3枚目は2つある丘の砦のない方で、こちらが園内の最高峰です。その頂上の海側は垂直の壁となっており、下を覗くだけでも足がすくみます。その崖の岩肌にこのようにランが張り付いています。ここにこうしてランが残っているのは誰もこれを採ることができないからでしょうね。

 4枚目は先ほどの上から見たビーチでシュノーケリングを楽しんだ際の一枚です。その魚たちは、こんな狭いビーチにこれほどの多くの種類の魚がいるのかと驚くほどで多彩でした。日本の海をあまり知りませんが熱帯の海は色とりどりの魚を見ることができ楽しいですね。

 使用機材のカメラはSONY α100、レンズはSony DT18-200。1枚目の写真の撮影データは焦点距離35mm、35ミリ版換算52mm、ISO100、F5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。