岐阜市近郊にある自宅は濃尾平野の縁にあり、山間部への入り口に当たるため地形に変化があり、緑も豊かなことから一年を通して様々な野鳥を観察することができます。仕事をリタイヤし毎日の散歩が日課になって初めて自宅周辺に多くの野鳥が居ることを知りました。今日の写真は自宅の周辺を冬の日に散歩した際に見かけた野鳥たちです。1枚目は農耕地や河原でよく見かけるカワラヒワです。
カワラヒワはイカルやシメのように冬には大きな群れを作り集団で過ごします。時には200羽以上と思われるほどのカワラヒワが電線に停まっているのを見かけました。彼らは大体地上で餌を探しますが、人が近づくとこうして高い所に避難し、人が去って警戒を緩めるとまた下りてきます。
3枚目は散歩コースの柿畑の中にある電柱にいたノスリです。彼は夏の間は姿を見せることはないのですが、冬になると必ずここに現れます。このノスリが毎年同じ個体かどうかは分かりませんが、たぶん同じでここが彼の縄張りなんでしょう。散歩コースの他の猛禽類では時々オオタカを見かけます。ノスリには悪いのですが、オオタカはやはり格好いいですね。
4枚目は散歩コースの一部になっている根尾川にいるカワガラスです。普段それほど頻繁に見ることはないのですが、夏にこの川で鮎釣りをしていると必ず現れ、すぐ近くでエサ取りをします。この時カメラを持っていれば傑作が撮れるのですが。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.0、1/3,200sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。