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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 10月13日 文殊の森公園のシジュウカラ

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 10月13日の今日、昨日に続いて朝から青空が広がっています。こんな日はいつものごとく岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園の山口城跡に登ります。しかし近頃は春先に比べて野鳥と出会う機会がめっきりと減ってしまい、その意味では楽しみは少なくなっています。あれだけいたオオルリキビタキはどこへ行ってしまったのでしょう。今頃であれば南へ帰ったと理解できるのですが、真夏には既に見かけなくなっていたのはどうしたことでしょうか。
 それはともかく、今日はヤマガラメジロ、そしてこの写真のシジュウカラに出会いました。

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 シジュウカラは5,6羽ほどの群れで移動していましたが、今年新しく子供たちが加わった家族でしょうか、動きからそんな気がしました。シジュウカラヤマガラほどに人間に慣れてくれたらうれしいのですが。

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 山口城跡は標高345mの文殊山(別名権現山)の頂上にありすから眺めは良く、濃尾平野はもちろん遠くは南側の四日市のコンビナート群、東には御嶽山南アルプスが望めます。この写真は登り口になる駐車場と管理棟、背後には文殊山が見えています。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 500、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 動物園のキツツキ

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 中米の国ベリーズのこの国唯一の動物園が、この国最大の都市ベリーズシティから内陸に向かって車で1時間ほどの距離にあります。この動物園には国内に生息する動物のみが飼育されており、彼らは様々な理由により自然で生きてくけなくなったため、ここで保護されているのです。例えば幼いときに親を亡くしたとか、長い間人間に飼われていたとか、交通事故でけがをしたとかです。
 そうしたこともあってか動物たちの檻は自然に近いように広く開放的に作られており、彼らの動きに窮屈さは感じません。そんな彼らの餌をお目当てに自然の鳥や獣たちがやってきます。これらの写真は園内のシカのための餌の果物を食べにやってきたゴールデンフォロンテッド ウッドペッカーです。このキツツキはバナナやパパイヤが好物です。

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 キツツキの頭の赤色部分が多いことから、この個体はオスであることが分かります。また首からおなかにかけての羽毛の色が黄色でなく白色に近いことから若い個体であることも分かります。頭の赤色が光って美しいですね。

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 このキツツキはジャングルでも見られますが、ベリーズシティ市内でもよく出会うことができます。彼らは道路に建つ電柱に穴を彫って巣を作り子育てをしますから、市内の電柱をよく見ながら歩くと、その巣や、巣穴から顔を出す子供たちを見つけることができます。キツツキでありながら彼らはとても身近な存在です。

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 動物園内部は動物たちの檻が広くゆったりと造られているのですが、それらの檻の間隔も広くとられており、園全体が植物園を思わせるような緑のくつろぎの空間になっています。ですから園内は動物園でありながら植物を背景にした撮影スポットも多いのです。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 5.6、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア 海のある風景

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 昨日に続いてカリブ海の島国セントルシアの話題です。この島は約20㎞×30㎞の600㎢の小さな国土面積ですから海の景色が日常の中にあり、海のない岐阜県に住む私にはとてもうらやましい限りです。それに汚染された汚い海は嫌ですが、このカリブ海のように美しい海はどれだけ見ていても飽きません。
 今日の写真は島北部のこの国最大のリゾート地ロドニーベイの北端にあるピジョンアイランド国立公園で撮ったものです。1枚目の写真は島の北側で風上に当たることから波が荒く泳ぐには適していません。たまに観光客がサーフィンをやっていますが、それができるほどの波でもありません。でも美しい景色ですからいつまでも見ていられますし、手前の潮だまりでは様々な生き物を見ることができ、こちらも飽きません。

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 こちらは国立公園内の2つある丘の高いほうから撮ったもので、1枚目の写真にある岩が左に写っています。1枚目の写真とは撮影日が違い、この日は波が比較的穏やかでした。水が美しいですね。右上の丘の斜面にたくさんの家が写っていますが、この辺りは欧米からの外国人が多く住む高級別荘地になっています。

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 この写真は島の風下に当たることからいつでも波が穏やかで海水浴や海洋レジャーに最適です。国立公園内のビーチはこの島で最も長いビーチの北端に当たり、多くのサンゴが見られます。水中にはたくさんの熱帯魚が泳いでおり、水の透明度が高いことからシュノーケリングで楽しめます。住んでいた頃は分からなかったのですが、今思うとこの島はこの世の天国のようなところでした。

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 使用機材のカメラはSONY α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距離35mm、35ミリ版換算52mm、ISO100、F 9.0、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア モーンの丘からの眺め

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 カリブ海の島国セントルシアは熱帯地方に位置しますから一年中穏やかな気候に恵まれた過ごしやすい島です。日中の日向は日差しが強く暑いのですが、北東からの貿易風が心地よく吹き、日陰では汗を出すことなく過ごすことができます。この島は国土面積が日本の淡路島ほどしかないのですが、多様な自然環境に富んでおり、風光明媚なことで欧米では人気があります。
 今日の写真はこの国の首都カストリーズの南側のモーンの丘の上で撮ったもので、1枚目はその丘から北方面を見た景色です。この辺りにこの島の人口が集中しており、島北端は高級リゾート地として開発されています。一番遠くにピジョンアイランド国立公園の丘が見えています。海の色の濃い部分は雲の影です。

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 この美しい風景をバックに記念写真です。この島セントルシアへの日本人の観光客は少ないのですが、訪問の際にはこのモーンの丘に上がってみてください。きっとその眺めの美しさに感動されることと思います。

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 この丘には西インド大学のキャンパスや、セントルシア出身でノーベル経済学賞を受賞したことで有名なサーアーサールイス氏の名をつけたカレッジがあります。西インド大学のキャンパスは周辺の島々に分散されています。この写真の建物はその学校のどちらかなのですが、帰国してしまった今となっては確かめようがありません。

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 使用機材のカメラはSONY α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO100、F 8.0、1/125sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 文殊の森公園のサメビタキ他

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 今日の写真は岐阜市近郊にある自宅に近い文殊の森公園で今年6月28日に撮ったものです。1枚目から3枚目までは多分サメビタキの巣立ちしたばかりの幼鳥で、体や顔つきに初々しさが見られます。

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 これら一連の表情はアニメのキャラクターになりそうな個性が感じられます。そういえばかつてディズニーのアニメにこんなキャラクターの鳥が登場したような記憶があります。

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 この若さではまだ人間の怖さを知らないようで、大分近くまで寄ることができました。これから様々な経験を通して警戒心を身に着け元気に生きてもらいたいと思います。

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 こちらはこの公園でほぼ毎回出会うコゲラです。今年は秋口に若鳥をたくさん見ましたから数が増えていることと思います。たくさんの虫を食べてほしいと思っています。

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 これは標高345mの山口城跡から西を見た風景で、濃尾平野、そこを流れる根尾川と揖斐の山々が見えます。

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 使用機材のカメラはSONY α57、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO3,200、F 5.6、1/320sでした。1枚目、3枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ メイフラワー・ボカウイーナ国立公園の鳥たち 4

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 先日10月6日にご紹介した、中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから車で2時間半ほどの場所にあるメイフラワー・ボカウイーナ自然国立公園で見かけた野鳥たちの続きです。国立自然公園の中にあるホテルの敷地はとてつもなく広く、密林であった時の余分な木は伐採したうえで大きな木は残してあり、更に実のなるヤシやバナナの木がありますから野鳥がたくさん集まりますし、その姿を見つけるのは容易です。通常ジャングルの中では、鳥たちの声が聞こえても枝葉に邪魔されてその姿を見つけるのは容易ではありません。そういったことからホテルの敷地内はバードウオッチングに最適なのです。今日のこれらの写真は総て敷地内で撮ったものです。
 1枚目はペイルビルド ウッドペッカーで6日にご紹介したキツツキとは種類が違います。こちらは首から上総てが鮮やかな赤色です。かつてアメリカテレビアニメの主人公ウッドペッカーのモデルだと思います。この姿、初めて見た時の印象は強烈です。

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 こちらはクリムゾンカラード タナガーで、黒色と赤色のツートンカラーがとても美しい鳥です。日本ではこんなに鮮やかな鳥にはお目にかかれませんから余計に印象が強くあこがれる種類です。しかし4年間のべリーズ滞在中見ることができたのは2回だけでした。このタナガーはしっかりとカメラに収めたかった鳥の一つです。

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 3枚目は日本名オオハシの一種、カラードアラカリです。このホテル敷地内ではよく見かけましたが、ベリーズシティ郊外でも運が良ければ出会うことができます。しかしさすがに市内では見ることは難しいでしょう。アラカリは動作がとてもひょうきんで愛嬌のある鳥です。

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 4枚目は全長が34㎝の中型のインコで、多分ジャングルでしかお目にかかれないレッドローレッド パロットです。高い丘の上から見ているとこの派手な色のインコが木々の上を飛ぶさまはここが熱帯のジャングルであることを実感します。

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 これは我々が泊まった公園内にあるホテルの敷地風景です。よく手入れされており、木々が少ないため遠くまで見通しが良く野鳥を発見しやすくなっています。この敷地内だけでも本当にたくさんの動植物に出会えます。もう一度訪れたいホテルの一つです。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。 

日本 10月7日 金華山登山

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 10月7日の今日、岐阜市近郊にある自宅近くのいつもの文殊の森公園ではなく、岐阜市内にそびえる金華山に登ってきました。頂上には斎藤道三織田信長とゆかりの深い岐阜城があり、それを目指します。金華山ふもとには岐阜公園があり、そこを起点とする登山コースは3つあります。今日はその中で最も難易度の高い馬の背コースを選びました。このコースは以前にも登ったことがありましたから割と苦労せずに行けました。写真の背景は金華山頂上に築城された岐阜城です。

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 岐阜城の入り口近くに椅子のある休憩広場があるのですが、そこにはこれまでに餌付けされてしまったヤマガラたちがたくさんおり、全く人間を恐れることなく手や頭に乗ってきます。餌付けの是非はともかく、これほどに慣れてしまうと本当にかわいいですね。

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 金華山頂上付近へは、ふもとの岐阜公園からロープウエイが整備されており、数分で登れてしまいます。その上のロープウエイ乗り場の近くにこの写真のリス村があり、入場料200円で入ることができます。子供がまだ小さいころ連れて入ったことがありましたが、彼女たちはとても喜んでいました。でも運が良ければ登山途中で野生のリスを見ることができます。ただ確かではないのですが、このリス村のリスたちも檻の中に閉じ込められているのではなく外と自由に行き来できているのかもしれません。例えば奈良の鹿たちのように。

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 これは金華山ふもとの岐阜公園を背景にしています。昔は動物園や水族館も併設されていたのですが、今では日本庭園など緑地のみの公園です。ここは秋の紅葉の名所にもなっています。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F 5.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。