写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 初めて出会ったクロジ

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 昨日のこのブログ上で、アオジと共に餌探しをしていた、他とは毛色の違った鳥をクロジではないかとお知らせしました。
 ただその昨日の、アオジにしては色が黒っぽい鳥を、なぜクロジと言い切れなかったっかというと、名前はクロジと言いながらも、その実クロジの体色は、手元の図鑑で見る限り青みがかっており、決して黒色ではないのです。
 昨日の写真をもう一度ご覧いただきたいのですが、これはどう見てもアオジではなく、さりとて青くありませんからクロジとは言い切れないのです。

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 実は昨日のブログを書く時点で、今日ご覧に入れる写真を昨日のうちに撮っており、これこそクロジと言える鳥の撮影に成功していたのです。
 1枚目はピントが合っており、まさに図鑑で見るのと同じ、青い体色を持つクロジに間違いありません。2枚目はピントがはずれていますが、撮れたのはこの2枚のみ。撮影場所は昨日掲載した鳥たちと同じ根尾川沿いの小道です。
 昨日の黒い鳥がクロジであるかどうかはともかく、散歩道でいつも群れで出会う、ホオジロカシラダカアオジに混じって、この写真のようなクロジという、これまでに見たことがない鳥が時には混ざっている可能性がありますから、先入観を捨てて常に観察することが重要と再認識しています。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 2,000、F 4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 これはクロジでしょうか

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 岐阜市近郊にある自宅の周辺を、雨が降らない限りカメラを持って散歩するのが日課で、移り変わる風景や道端の草花、出会う野生動物などを写真に納めるのが楽しみです。
 散歩コースは決まっており、それを毎日繰り返し歩き始めて、今月で2年と3か月になりますが、これまでに様々な獣や鳥に出会ってきました。大型の獣ではイノシシやアナグマ、キツネなどですが、それを写真に撮りましたから、これは散歩の成果と言えるかもしれません。

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 野鳥に関しては、散歩を始める以前には予想もしなかった種類に出会え、自宅周辺にこんなにも様々な鳥たちがいるのかと認識を新たにしました。
 珍しい種類に何度も会っている訳けではありませんが、間違いなく生息していることは確認できました。例えば、ヤマセミソウシチョウチョウゲンボウなどです。中には正体不明の種類もいました。

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 さて今日の掲載写真ですが、今年の1月15日にいつもの散歩コースで撮影したアオジで、1枚目がオス、3枚目が色が全体に淡いことから多分そのメスです。
 では2枚目の鳥は何でしょうか。アオジに形や大きさが似てはいますが、色は確実に違います。
 この種類不明の鳥は、アオジの群れの中で同じように餌探しをしていて、私はアオジと思いカメラを向けたのですが、撮れた写真をモニターで確認して色の違いに気づきました。これはもしかしてクロジでしょうか。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
 

日本 背景は犬山城下町

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 今日の写真は、国宝犬山城とその周辺についてのお話です。
 犬山城はご存知の方が多いと思いますが、現存する日本最古のオリジナルの木造の天守閣を持ち、国宝に指定されています。この犬山城以外に国宝に指定されているのは姫路城、彦根城松本城そして松江城です。
 そんな貴重な犬山城が、岐阜市近郊にある自宅から車で、1時間とすこしで行くことができるのですからうれしい限りです。また途中に各務ヶ原航空自衛隊基地があり、運が良ければ戦闘機が上空を飛ぶのを見ることができます。

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 お城を楽しんだのち、近くに城下町がありますからそちらの散策も楽しめます。メインの通りには伝統的な日本家屋が並び、それらのほとんどが商売をしていますから、いくつもの店を覗きながらぶらぶらすることができるのです。
 この日は9月の終わりでしたが、お天気が良く陽射しが強かったことから結構暑く、何件かあるアイスクリームを売る店の前には人が並んでいました。普通の街中ではあまりしない、アイスクリームを手に歩くのも楽しいものです。
 歩いていて気づくのは、意外にも若い女性が目立つことでしたが、最近のお城ブームに加えて、古い町並みにも興味の対象が広がってきているのでしょうか。いい傾向ですね。

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 1枚目の写真は、3軒が入っている2階建ての一つの建物で、それぞれ別の商売をしています。これは観光用に建てられたものと違い、生活感が感じられて良い雰囲気ですね。
 2枚目がメインの通りで、電柱を取り払い、車両の通行を制限することで、見た目も歩いても楽しい町並みになっています。写真には人があまり写っていませんが、実際には結構な人出でした。
 3枚目が国宝犬山城です。本物ですから重厚で、派手さよりも渋さが魅力的です。

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 使用機材のカメラは Sony α7Ⅱ、レンズは Minolta AF24-85 F3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離35mm、35ミリ版換算35mm、ISO 320、F7.1、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

モズの夏羽と冬羽

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 岐阜市近郊にある自宅周辺を、お天気が許す限りカメラを持って毎日散歩すると、葉の散る秋から桜の咲く春にかけて、夏より多くの野鳥たちに出会います。夏にも野鳥はいるのですが、枝葉に隠れて見つけるのが困難になるので、見かける機会が少なくなるのも一つの原因だと思います。

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 その散歩で、一年を通じてモズはよく出会う鳥の一つで、その鳴き声が独特で、また枝の先など目立つところに停まりますから、他の鳥より目につきやすいのかもしれません。
 一年を通してみていると、モズの体色が違っていることに気づきます。その色がかなり違うことから、もしかしたら他の種類なのかと思ったほどです。

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 これを図鑑で調べてみると、どの鳥も羽毛が抜け替わる換羽を、少なくとも一年に一度は行うそうで、夏羽冬羽がある鳥はこの時に色を変えるそうです。これでモズの色が変わっていることに納得しました。
 1枚目が4月のオス、2枚目が4月のメス、そして3枚目が1月のオスです。こうして比べるとその違いがはっきり分かりますね。

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 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 柿畑のモズとノスリ

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 岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩で、この時期カラスやスズメ、トビ、カシラダカの次くらいによく見かけるのがモズです。特にコースの一部である柿畑で餌探しをしている場面に良く出くわします。
 今日の写真のように、柿の木の割と低い枝に停まって地上を見つめ、獲物を見つけるとさっと飛び降り、何かをくわえてまた枝に戻るといった動作を繰り返します。
 手元の図鑑に拠れば、彼は昆虫やカエルなどを捕るそうで、また獲物を小枝などに刺す「はやにえ」はこの鳥の習性として有名です。

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 モズはカエルや昆虫を獲物とするだけでなく、動物に詳しい友達が、メジロを襲う場面に出くわしたそうですから、モズは結構な猛禽と言えそうです。
 いつもモズに出くわす柿畑に、ひときわ高い鉄塔が建っているのですが、その鉄塔を見上げるとそこには3枚目の写真のノスリが、じっとモズがいる方向を見つめていました。

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 ノスリは小鳥、ヘビ、カエルなどを餌とするそうですが、先日のこのブログ上でご紹介の通りミミズも食べますから、モズやツグミと餌が重なり、更には小鳥も狩りますから、この柿畑で生存競争が行われているはずです。
 この鉄塔のノスリ、どんな気持ちでモズのエサ捕りを見つめているのでしょうか。
 撮影は今年1月5日の、冷たい雨が降る寒い日でした。それにしてもこのモズ、体色の赤みが強いような気がします。

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 使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 愛車スバルインプレッサWRXについて

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 今日は私の愛車、スバルインプレッサWRXについてお話しします。
 この車購入してから10か月がたちますが、この間の出来事や印象についてお話ししたいと思っています。
 この車を買おうと思った動機は、世界のWRCで活躍したラリーカーが欲しいと思い、スバルとそのライバルであった三菱ランサーエボリューションの出回っている数や値段を調べてみたところ、出回っている数はスバルが圧倒的に多く、そして買いやすい値段はスバルだったかからです。

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 実は車種を決める前から、どちらかと言えばスバルにあこがれ、こちらに決めようと思っていたのですが、とりあえずランサーも見てみようと思ったのが本音でした。スバルのラリーカーはケニアに滞在してた頃に、サファリラリーでその走る姿を間近に見て、いつかはこの車が欲しいと思っていたのでした。
 私の車の新車登録は2004年ですから、今年で15歳になります。購入したときは走行距離が9万キロで、内外装、機関とも状態はそれほど悪くはありませんでした。
 購入後3,000Kmほど走った時点で、いつもお世話になっている整備工場で各部点検と共にタイミングベルト、エンジンオイル、スパークプラグの交換をしました。これが消費税込みで13万円弱、その後、痛み始めていたボンネットエアーインテーク、屋根、トランクリッド、大きなリアスポイラー、右側後部ドア―の塗装修理で18万円弱を出費しました。結構な値段ですが、安心してきれいに乗るためには必要経費だと思っています。

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 走りに関しては、エンジンパワーは強烈の一言、一般公道ではそのポテンシャルを発揮できようはずがありません。ハンドリングは、プロでもないので大したことは言えないのですが、エンジン高が低いためなのか、ハンドルに従ってすっと素直に回っていくと感じています。ブレーキの踏み始めはファミリーカーの方が強く効くのですが、少し深く踏めば強力に車を停める印象です。4輪ベンチレーテッドディスクブレーキですから、高速道路などの長い下り坂でも安心感があります。
 室内は広く十分で、そして驚いたのがトランクルームの広さ、想像以上でした。乗り心地はスポーツカーらしく硬めですが、不快というほどではありません。これまで同乗者からのクレームは出ていません。
 燃費は、岐阜市近郊の自宅と、高速を使わず一般道だけで福井市を往復した際には12㎞/Lでしたが、自宅周辺だけだと9㎞/L程になります。ハイオク指定ですからハイブリッド全盛の今、燃料代は安くありません。
 この車を購入した時、このWRXの上位にSTIがあることを知らず、この車に決めてしまったのですが、今更ながら知っていればという思いです。しかしそれはSTIのブランドにあこがれているだけで、車自体の能力はこのWRXで十分です。
 次回この車を話題にするときには、もう少し詳しくお伝えするつもりです。
 撮影場所は、自宅から車で10分ほどの、私が毎年撮影する紅葉のポイントです。紅葉の中のスバルブルーがきれいですね。

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 使用機材のカメラは Sony α7Ⅱ、レンズは TAMRON SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO 。大きな写真の撮影データは、焦点距離40mm、35ミリ版換算40mm、ISO 400、F8.0、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。

日本 少しオールドなレンズの旅  TAMRON SP AF 24-135mm F/3.5-5.6

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撮影時期は12月1日

 フルサイズミラーレスカメラが登場してから、俄然昔のレンズが注目を集めています。それは名前の通りシャッターが切れる度に上下するミラーが必要なくなり、フランジバックを短くすることができるからです。
 フランジバックが短くなると、カメラボディとレンズの間に適当なアダプターを付けることによって様々なレンズを装着できるようになります。例えばライカのMマウントボディにニコンのFマウントレンズはアダプターを通して装着可能ですが、ニコンのFマウントボディにライカのMマウントレンズは付けられません。これはフランジバックの長さの差に依るのです。
 フランジバックとはカメラボディマウント(レンズ後端のマウントと同じ)からフィルム面までの距離を言います。
 これまで世界中で発売された星の数ほどのレンズ総てが特殊な一部を除き、最新技術で作られたミラーレスカメラに装着可能ですから、カメラファンにとってこんなうれしいことはありません。おまけに自動露出、手振れ補正まで機能するのですから夢のような話なのです。

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 それはさておき、今日の写真の撮影レンズは、タムロンが会社創立50周年記念として2001年に発売した逸品で、高性能の証であるSPタイプです。以下はタムロンのサイトからの転載です。
 「超広角24mmから望遠側135mmまでカバーする、5.6倍広角高倍率ズームレンズ。最短撮影距離、全域40cmを達成。最大撮影倍率 1:3.3。ワイドからマクロまで多彩な撮影が可能。
 高精度・複合非球面レンズ4枚、ADガラス(異常分散ガラス)1枚を贅沢に使用。インターナル・フォーカス方式を採用し、小型軽量を図りながらSPレンズにふさわしい、高画質を実現。」
 https://www.tamron.co.jp/data/af-lens/190d.htm
 これまで使ったこのレンズの印象は、全域で解像感は高く、発色も問題ないと思っています。たださすがに逆光ではフレアーが出ますが、後処理でカバーできる程度であり、当時のレンズとしては優秀だと思います。ボケはきれいですから、今日の写真でお分かりの通り立体感は出ます。今でも現役で十分通用するレンズだと思います。
 撮影場所は、岐阜市近郊にある自宅から車10分ほどの距離にある根尾川渓谷の紅葉ポイントです。

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 使用機材のカメラは Sony α7Ⅱ、レンズは TAMRON SP AF 24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO 。大きな写真の撮影データは、焦点距離40mm、35ミリ版換算40mm、ISO 500、F5.6、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。