この中米B国の最大の都市の住宅地にある自宅は、周りに緑があり、土地が低いことから来る湿地がたくさんありますから、水に関係した鳥たちをたくさん見ることができます。
その一種類に、タニシを専門に餌とする Snail Kite (スネール カイト)、日本語にすればタニシトビとでも呼ぶのでしょうか、非常に特徴的なクチバシを持つ、とりあえず猛禽の仲間がいます。
このトビは電線やフェンスの上に停まり、じっと水面を見つめタニシを探す姿をよく見かけるのですが、その餌であるタニシは、気の荒いブラックバードも狙うご馳走ですから、ブラックバードは気の優しいタニシトビを追っ払いにかかります。
そんなタニシトビ、先週末の自宅近くの散歩の際に上空で見かけ撮った一枚が今日の写真です。こうして尾羽を開いて飛ぶ姿はなかなか猛禽らしくてかっこいいのです。これはメスですが、オスは黒くてさらにかっこよく見えます。
このメスの尾羽、貴婦人の持つ扇によく似ていますね。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。