フルサイズミラーレスカメラを購入して以来、手持ちの古いレンズを、アダプターを介して取り付け試写するのが最近の撮影スタイルで、それが紅葉のシーズンであったことからも、この秋沢山の写真を撮りました。
ミラーレスカメラはご存じの通り、カメラ内部で上下に動くミラーが無いことから、レンズ後端からセンサーまでの距離(フランジバック)を短くすることができます。
デジタルミラーレスカメラは、これまで発売されている一眼レフ用交換レンズは勿論ですが、一眼レフ誕生以前のレンズ交換式カメラのレンズでも、そのフランジバックが短ければ、これらのレンズ総てをこのミラーレスカメラに物理的に取り付け可能です。まさにこのカメラは、フィルムがこの世から消えても、これまでのレガシーを生かすことができる夢のカメラなのです。
今日の写真のレンズは、LEITZ Super-Angulon-R 21mm F4.0で、LEICA SL2をベネズエラのカラカスで購入した時にセットでついていた1本です。このミラーレスカメラのおかげで再度このレンズを使えるのが楽しみです。このレンズ、実はなんとまだ一度も使ったことがないのです。
ところでこのレンズ、なかなか迫力がありますね。
このカメラ写真を撮ったカメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離10.7mm、35mm版換算の焦点距離52mm、ISO200、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。