今日の写真は、中米ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティに最も近いマヤ遺跡公園のアルツンハで見かけた Yellow-throated Euphonia(イエロースローテッド エウホニア)です。
アルツンハはベリーズシティから北西に車で1時間はどの所に位置し、近くに集落がありますが、周りは基本的にジャングルになっています。基本的と断ったのは、近年は遺跡公園周辺の開発が進み、森が切り開かれているからです。
ベリーズシティでも多くの種類の野鳥を見ることができるのですが、流石にここまでくると街中ではお目にかかれない種類と出会うことができます。今日の写真のエウホニアもその仲間です。
彼らは果物や木の実が好物で、ジャングルの木はどの種類も何らかの実をつけますから餌には苦労しないのでしょう。
エウホニアを見つけたのは、高い木の梢で、赤く熟した木の実を食べているところでした。彼らは、他の多くの鳥たちもそうなのですが、木の実をきれいに食べす、どれも少しかじっては次の実を採ります。今日の2枚目の写真でも、まだ果肉が付いている実を落としています。
たくさんの実がなっているからこれでいいのかもしれませんが、もしかしたら木の実側ににとっては、この方が芽を出し易いというからくりがあるのかもしれません。
使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 500、F 5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。