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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ クルックドツリー野生生物保護区で出会うカワセミなど

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 中米の国ベリーズの、この国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。ここはこの国で2つあるうちの一つの、世界ラムサール条約に登録されている自然保護区になっています。

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 ということは、ここは水場を中心に生息する野鳥たちの楽園で、一年を通じて様々な野鳥をたくさん見ることができるのですが、特に乾期の湖の水位が下がる時期には、国境を越えて周辺からたくさんの水鳥たちが訪れ、素晴らしい大自然の景観を見ることができます。
 しかしその時期を見逃したとしても、湖周辺には沢山の野鳥が生息していますから、鳥好きの人にとっては訪問するだけの価値があると思います。ただし、湖が長雨で洪水の時期は野鳥を見る機会が限られてしまいますから、訪問を避けた方が賢明です。

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 今日の写真はいずれも2月に湖周辺で見かけた鳥たちで、1枚目が日本の小型のカラスほどの大きさの Ringed Kingfisher(リングド キングフィッシャー)。全長が41cmあり、この国最大のカワセミで、とても大きな魚を捕まえます。
 2枚目がこの国で最もポピュラーなハチドリで、この保護区ではこの種類を含め、数種類のハチドリに毎回、間違いなく出会うことができます。

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 3枚目はツバメですが、いつもよく見かけるかわいらしいマングローブ スワローではありません。
 4枚目が、鮮やかなオレンジ色がきれいなボルチモア オリオールで、この鳥も湖畔のホテルに設置してある餌台に行けば、ほぼ間違いなく出会うことができます。
 この生物保護区は鳥好きにはたまらない野鳥天国ということができます。

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 使用機材のカメラは Sony α77Ⅱ、レンズは Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,600sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。