カリブ海の島国セントルシアは、日本ではあまり知られていないのですが、欧米ではハネムーンの行先として何度も世界一に輝いた人気の観光地です。
島の観光資源は多く、カリブ海の美しい海は勿論ですが、この島が火山島であることから、変化に富んだ地形が美しい内陸部の景観を形作っています。
内陸部は山岳地帯となっており、小さな島とは思えないような深いジャングルの緑に覆われ、それらは国立公園として保護されています。おかげで雨が多く、小さな島でありながら一年を通じて水が豊富にあるのです。
この日本の淡路島ほどの小さな島国に、奇景として知られる世界遺産のピトン山があり、この国の貴重な観光資源となっています。
この先のとがった鋭い円錐状の双子の山は、火山の溶岩が固まったもので、巨大な一つの岩でできているとされており、それが二つ並んだ景観は迫力があるとともに、どこかメルヘンチックな雰囲気も感じます。
この双子のピトン山はどちらもガイドの案内で登ることができ、遠く海外からの登山客が絶えません。
今日の写真は、二つのうちの高い方のピトン山の山頂で撮ったもので、下界では想像できないようなエアープラントの世界が広がっており、まさに緑の世界でした。
3枚目は我々を案内してくれた地元の女性ガイドで、彼らは登り慣れていますから急な山道を、こちらのぺーにお構いなしにさっさと登って行きます。
4枚目は下から見上げたピトン山で、その険しさをご想像いただけると思います。
ガイドに惑わされることなく、ゆっくり行けば登れますから挑戦してみてください。登るだけの価値はあると思います。
使用機材のカメラは Sony cyber-shot P100。大きな写真の撮影データは、焦点距離7.5mm、35ミリ版換算 ? mm、ISO 100、F2.8、1/15sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。