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日本 マクロレンズでクモを撮る

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 マクロレンズを手に入れると、やたらと虫や花を撮りたくなります。それはやはり普段身近にありながら見えてないものが、このレンズによって見ることができるようになるからだろうと思います。
 マクロレンズをつけて庭に出てみると、まず目につくのが草花で、その中でも野草に咲く小さな花が撮りたくなります。なぜなら大きな花は目で見えますが、小さな花は小さすぎて細部が見えませんから。

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 そうやって撮れた写真を見て、ああこんなに綺麗だったのかと驚くのが普通です。小さな花も大きな花と同じように花びらやしべなど部品が総てが揃っていて、そのどれもが精巧にできているのが分かり、それだけで感動します。
 さて次は虫ですが、これはなかなか見つかりません。でもふと見ると庭木や植え込みにたくさんのクモの巣があるのを発見します。
 大きな虫は近づくと逃げてしまい、小さな虫は動くと付いてゆけませんから大抵は撮影に失敗します。でもクモはどこへに逃げず、風が無ければ動かずじっとしていてくれますから撮影が容易な対象になります。

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 今日の写真は、自宅庭で見かけたクモですが、マクロレンズで撮って見てみると、頭部に毛がふさふさとしているのが分かります。目は八つあるはずで、ここでは四つが見えているようですが、それとも六つでしょうか。それに、足には毛が刺のように生えているのですね。
 3枚目の写真はコスモスの花ですが、しべの横に小さな蚊らしきものがいます。この虫を撮ることができれば良かったのですが。

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 使用機材のカメラは SONY α7Ⅱ、レンズは Minolta AF 50 Macro F2.8。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換50mm、ISO 500、F6.3、1/160sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。