中米の国ベリーズは日本の四国ほどの大きさの国土に人口が約24万人と極端に少なく、また国土の標高が低く湿地が多いこともあって開発が進んでおらず、いまだに多くの自然が残されています。この国最大の都市ベリーズシティの市内でも多くの野生動物を見ることができるのですが、少し郊外に出るとその数と種類はさらに多くなります。
今日の写真はベリーズシティから車で20分ほどの郊外で見かけた動物たちで、1枚目は道路脇のブッシュの中にいたグリーンイグアナです。
そしてそのすぐ近くにもさらに大きなグリーンイグアナがいました。大きくなると全長は1.5mを超えるほどで、このイグアナがまさにその大きさでした。オスは成長するにしたがって体色を変え、このオレンジが最終の色です。彼らは非常にすばしっこく、なかなか捕まえることができません。
イグアナがいた近くにのやはり道路脇にこの写真のグローブビルドアニがいました。これはベリーズシティ市内では見られない種類ですが、人を怖がらずすぐ近くで撮影することができます。
彼らは高い木に停まるようなことはなく、常に比較的低い草むらで集団で餌を採っています。草の実を食べているのでしょうか。くちばしは固い実を砕くのに都合の良い形のように見えるのですが。それにしても変わったクチバシです。
使用機材のカメラはSONY α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F 7.1、1/800sでした。1枚目、3枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。