今日の写真は先日2021年6月28日に自宅近くのコンビニの軒先にあったツバメの巣の中の雛たちです。日本は昔から、農家では不用心を承知でツバメが巣を作れるように玄関扉を少し開けておくか、玄関のどこかにツバメが通れるだけの穴までを設けて彼らを大事にしたものです。それというのもツバメは田んぼの害虫を捕ってくれるからなのです。その伝統が今でも生きているのか、クリーンでモダンがイメージのコンビニの、それも人々が出入りする玄関先でこうして巣を作っても誰もそれを非難しません。
ツバメにとっては朝早くから夜遅くまで人が出入りするコンビニは格好の巣作りの場所なのです。
ツバメたちは何の迷いもなく、それが当然といった感じで家の中や人々が多い玄関先にこうして巣を作ります。鳥と人間の素晴らしい関係の一例ですね。外国でもやはりこのようにツバメを大事にしているのでしょうか。
ツバメの子供たちはこうして小さい頃から人を見て育ち、自分たちには決して危害を加えない完璧に信頼できる仲間と意識するのでしょうか。このツバメの他にアフリカではミツオシエという鳥がいるようで、人間との良い関係を作っています。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離168mm、35ミリ版換算458mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。