今日の写真は昨日2021年8月21日に自宅近くの文殊の森公園に出かけた際に出会ったオニヤンマの写真です。この日に出会ったのは昨日のこのブログでお知らせしたキセキレイとメジロ、それにこの日本最大のトンボですが最も興味をひかれたのはそのオニヤンマでした。なぜなら彼（彼女）と出会ったのが捕食シーンだったからです。
1枚目の写真をよく見ると食べているのはハチのようです。それも小さな種類ではなく多分アシナガバチ以上の大きさです。もしかしたら小型のスズメバチかもしれません。手元の資料によればオニヤンマはオスよりもメスの方が大きいそうですから、見た感じが大きかったこれはメスかもしれません。
オニヤンマは食べるときに手を使わないのですね。口の両側にある牙のようなもので獲物をがっちりと掴んでいられるからでしょうか。それにしても緑色の複眼がきれいです。
オニヤンマは私が近づいても気にすることなく食べるのに夢中でした。近くまで行くとバリバリと獲物を食べる音が聞こえました。身近に見る弱肉強食の世界ですね。ところで生き物の警戒色はクロと黄色の縞模様ですが、オニヤンマもこれに当てはまるのでしょうか。少なくともハチにとっては気を付けるべき相手かもしれません。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
