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日本 ジョウビタキのつがいとルリビタキ

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 岐阜市近郊にある自宅の東隣は栗畑になっており、四季を通して様々な野鳥が訪れます。その様子を自宅の窓から眺めることができるため、それらの鳥たちを容易に観察することができます。2022年4月5日、この日その栗畑にジョウビタキのつがいとルリビタキのメスが訪れました。1枚目の写真は手前にジョウビタキのオスがおり、その向こうにルリビタキのメスが写っています。これまでであれば縄張りのためなのかジョウビタキルリビタキを追っ払っていたのですが、この日はそんな様子はありませんでした。

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 2枚目はジョウビタキのオスの向こうにジョウビタキのメスが写っています。この場所にオス、メスが同時に現れることはこれまでになく、たぶん彼らはつがいになっているものと思います。この2羽で渡りに旅立つのでしょうね。翌日の4月6日にはジョウビタキを見かけなかったことから、ついに北に旅立ったのかもしれません。

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 ルリビタキは渡り鳥であるジョウビタキと違って標高差や日本国内を移動する留鳥或いは漂鳥ですから、ジョウビタキのように渡りの準備は必要ありません。このあたりでも繁殖するのか、5月や6月にもたまに自宅周辺で見かけることがあります。なお若いオスはメスに体色が似ており、冬はその姿で過ごすようですからオスメスの判断は難しいようです。

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 こちらはジョウビタキのメスです。オスと違って全体に淡い体色ですが、それがメスのやさしさにつながっているのか美しい鳥です。目の前を素早くよぎった時などはルリビタキのメスとの見分けが難しいことがあります。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,000、F 5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。