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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

コスタリカ バス停のキツツキ

 中米のコスタリカに滞在していた間の自宅は、首都サンホセの市街地中心部に近い住宅地にありました。自宅から市内中心部までは歩いて30分ほどでしたから週末にはよく散歩に出かけ、そこで昼食を済ませるのが日課となっていました。自宅はタウンハウス形式で、その敷地は幹線道路ほどではないのですが割と交通量があるバス通りに面していました。その通りに並木があったのですが、今日の写真はそれらの木で子育てをするキツツキの話題です。1枚目は巣穴に餌を運ぶオスです。

 このキツツキはコスタリカで最も多く見られる一般的な種類で数は多く、ここでは人にとても身近な野鳥の一つです。彼らキツツキは人を怖がるどころかむしろ積極的に人の近くに住んでいると思われるほどです。コスタリカと同じ中米に位置するベリーズにも、このキツツキに近い種類が生息しており、やはり市街地の電柱などに巣を作り子育てをします。

 この写真のキツツキの巣は自宅前のバス停のすぐ近くにあったことから、バスを待つ間に親鳥をよく見かけました。我々日本人にはこんな光景は非日常的ですから珍しいのですが、現地に人たちは特に気にすることなく、キツツキには見向きもしません。

 使用機材のカメラはCanon EOS KIss X2、レンズは Sigma AF 18-125。1枚目の写真の撮影データは焦点距125mm、35ミリ版換算332mm、ISO200、F8.0、1/250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。