写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景は北側の海岸線

 中米の国ベリーズの最大の都市はベリーズシティで、カリブ海に突き出た半島に位置しています。その半島は川が内陸から運んできた土砂でできた扇状地で、半島全体の標高は低くハリケーンなどの災害に弱い街となっています。よって首都機能は既に内陸部に遷都されているのですが多くの商業施設や政府機能の一部はまだここに残ったままになっています。それはともかく災害の無い間のこの街は3方が海に囲まれ風光明媚で自然豊かな魅力的な街なのです。今日の写真は半島の北側の海岸で撮ったもので、こちらは南側の賑やかな街並みとは打って変わり静かな海岸線が続きます。1枚目の写真は海岸にあったハイビスカスの花を背景にしました。赤い花と共に写っているヤシの葉が熱帯の雰囲気を作っています。

 2枚目の写真は、海に長く突き出した桟橋で寝転びながらのんびりと過ごす家族の向こうに、富裕層が住む豪邸が海岸に並んでいる風景です。半島の南側の海岸と違って現在でも北側では広い土地が入手しやすいことからいくつもの豪邸ができています。ですからこの半島では南北の海岸で対照的な風景を見ることができます。

 ベリーズシティは南側御海岸線が早くから開発され商業地区が発展しました。ですからここでダウンタウンといえば半島の南側を指します。そして富裕層は街の雑踏を嫌いより静かな北側に引っ越したということです。もちろんその大きな家のセキュリティは強固になっています。ちなみにこの海岸はワニが出没するおことから遊泳禁止となっています。本当に自然豊かです。

 使用機材のカメラはSony α550、レンズは Tamron AF18-250。1枚目の写真の撮影データは焦点距50mm、35ミリ版換算75mm、ISO200、F7.1、1/200sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。