写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 街に近いベリーズ川のほとりにて

 今日の写真は中米の国ベリーズの、この国最大の都市ベリーズシティに近い国際空港から、ベリーズシティに向かう途中の風景のご紹介です。空港からダウンタウンまでは12㎞程の短い距離ですが、その間の道路にベリーズ川と並行している区間があります。ベリーズ川の道路の反対側はうっそうと茂るジャングルで、とても街に近い景色とは思えません。その森からは様々な野生の声が聞こえ、川にはクロコダイルが住んでいます。空港から街に続く道で、こんなにワクワクする国は他にはないのではないでとおもいます。1枚目の背景には個人の住宅の塀が写っていますが、広い敷地には様々な熱帯の木が植えられています。

 2枚目は1枚目とは川を挟んだ反対側の風景です。ここは河口から3㎞程の地点ですから満潮時には流れが逆流することもあり、大潮の時の大雨の時には道路が冠水するほどに水かさが増えます。その時にはクロコダイルが道を横切ったりしますから運転には注意が必要です。写真の背後の森はいかにも熱帯のジャングルの風景です。

 この日はベリーズシティから車で1時間ほどの距離にあるアルツンハに出かけ、古代マヤ遺跡のピラミッドのある公園を観光しました。ここは、ベリーズでは都市に最も近い遺跡公園で海外からの観光客の人気のスポットです。ここは歴史的遺跡に加え、野鳥が多く見られることからバードウオッチャーにも人気の場所です。

 ベリーズの空には、日本の空にトビがいるように、この写真のハゲワシがいつも舞っています。彼らも動物の死骸などの始末をしてくれる貴重な存在です。ハゲワシは様々な種類がありますから、それを見分けるのも面白い楽しみです。

 カメラはSONY α550、レンズはMinolta AF28-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO200、F6.3、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。