2023年7月7日の七夕の日は朝から晴れて暑くなりましたが、午後は雲が広がり幾分涼しく過ごし易くなりました。昨日に続いて文殊の森公園に出かけ文殊山に登りましたが、頂上には行かず野鳥観察小屋までとしました。まだぎっくり腰が完治しておらず不安なためです。今日は登り始めてすぐに久しぶりのキビタキに出会いました。キビタキはこの写真の通り今年誕生した若鳥のようで、捕らえたシャクトリムシをくわえて飲み込む準備をしていました。
2枚目は上の写真より前の段階で、捕らえた虫を盛んに枝に打ち付けていました。この行動は虫の動きを鈍くして飲みやすくするためでしょうか。私はこの2月にシンガポールを訪れ、あちらの気候や自然を見てきましたが、その時思ったのは、あれほどの自然に恵まれているにもかかわらず、小さな鳥が大きな危険を冒してまで遠く日本に渡ってくるのはなぜかとという疑問でした。その答えは多分日本の夏はよりたくさんの餌、つまり虫に恵まれているということでしょう。彼らは豊富な日本の夏の虫を求めて来日し子育てをしているのだろうと。
こちらは一年中同じところにいる留鳥のコゲラです。エナガとメジロの大きな群の中にいました。相変わらず小さくてかわいらしいですね。
4枚目は登山途中で見かけた花ですが、特に珍しいものではなくあちこちに咲いていました。野山のすべての木に花が咲くわけですが普段は見過ごしてしまっています。それらに注目してみるとどれも美しい花です。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO400、F4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
