今日の写真は中米の国ベリーズの、この国最大の都市ベリーズシティから西に車で30分ほどの郊外にあるリゾートホテルの敷地で撮影した野鳥たちです。このホテルは隣をこの国最大の河川ベリーズ川が流れているだけで、古代マヤの遺跡やサンゴ礁のビーチがあるわけではありませんから、海外からの団体観光客が利用するようなリゾートではありません。主に公務員や企業の国内研修に使われているような印象を受けました。そんな地味なホテルではあるのですが、自然豊かなこの国ですから敷地内だけでも様々な野鳥たちに出会うことができます。ここは旅慣れた人や週末をのんびりと過ごしたい人たちにとっては格好の息抜きの場所かもしれません。さて1枚目はアメリカン レッドスタートで、たまにベリーズシティ市内でも見ることができます。
2枚目はオレンジ色に近い鮮やかな黄色が美しいフーデッド オリオールです。このオリオールはベリーズシティ市内でもよく見られる一般的な種類ですが、どうやら托卵される鳥のようで、自分よりも大きな、そして姿も似ても似つかない黒いヒナに餌を与えていました。
3枚目はトロゴンの中では最も数の多いブラックヘディッド トロゴンです。背中の青色とおなかの黄色がとても鮮やかなコントラストの美しい鳥ですが、トロゴンの仲間では最も地味な種類です。
4枚目はチョウなのですがこの模様は何かの擬態でしょうか。ベリーズは熱帯地方に位置しますから日本では見られない変わった種類に出会うことができます。
カメラはSONY α57、レンズはSony DT55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。