写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園の散った火炎樹の花

 カリブ海の島国セントルシアは、日本の琵琶湖ほどの大きさの小さな国土ですが、欧米での人気は高く、シーズンには多くの観光客が訪れます。この島の魅力は多いのですが、それらはカリブ海の島というその地理的ブランド、美しい海、温暖な気候、比較的良好な治安などです。それに加えてローカルな部分を残しながら適度に観光開発されたバランスが良いのだと思います。さて今日の写真の舞台はこの島の観光の中心地ロドニーベイの北端にあるピジョンアイランド国立公園内で、中でも赤い火炎樹が咲き乱れる美しい季節を背景にしています。1枚目は赤い花びらが絨毯のように散り積もった遺跡のある丘に通じる道です。

 園内には2つの丘があり、その一つがここに写っている砦のある低い方です。この公園はかつてイギリス軍が島の領有権争いをするフランス軍に対抗して、この島に軍事施設を作り、今はそれが遺跡として残されています。その一つがこの丘に上にある砦です。

 その砦の上から眺めたロドニー湾の様子です。この島で最も長いビーチがある湾には多くのホテルやレストランが並び、観光の中心地として栄えています。この時期は火炎樹が美しく咲き、島をより一層華やかに彩っています。

 カメラはSONY α100、レンズはSony DT18-200 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離45mm、35ミリ版換算67mm、ISO 100、F 7.1、1/125sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。