写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園からのカリブ海

 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が日本の琵琶湖ほどの小さな国ですが、気候が温暖で比較的治安が良く、美しい海と島中央部のジャングル、世界遺産のピトン山などがあることから欧米では人気の観光地となっています。欧米が冬となる11月から4月にかけてが観光シーズンで、この時期は島中が賑やかになります。この島の観光の中心地が首都のカストリーズの北にあるロドニーベイです。その湾は海が静かで長いビーチにはホテルやレストランが立ち並びます。その湾の北の端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。そこにはかつてフランス軍と戦ったイギリス軍が建設した軍の施設が遺跡として残っています。1枚目は園内の丘の上にある砦をバックにしており、ここからは360度のカリブ海のパノラマを楽しむことができます。

 2枚目は砦から見たロドニー湾のビーチの一部で、ビーチに立つリゾートホテルと青い海に浮かぶ白いヨットの、この島らしい景色を見ることができます。ここは北米のヨットマンたちのあこがれの地でもあります。山の斜面には多くの民家が見えます。

 3枚目はピジョンアイランド国立公園入口近くの芝生広場にある博物館で、地下は喫茶店になっています。この建物は遺跡の一部で当時軍幹部の食堂として建てられたようです。それをこのように洒落た建物に改修しています。

 カメラはOlympus E500、レンズはZUIKO DIGITAL 14-45mm F3.5-5.6 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離45mm、35ミリ版換算90mm、ISO 100、F 9.0、1/160sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。