今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅に近い根尾川の、岸辺の柳の木に来たヒレンジャクです。ここの土手には大きな柳の木の並木があり、それらの木にはびっしりとヤドリギが寄生しています。そのヤドリギの実を食べに毎年レンジャクがここを訪れるのです。ここはこのレンジャクを見られる場所として有名らしく、愛知県や遠くは静岡県からもカメラマンが集まります。
でもレンジャクの飛来数は年によって大きく変わりますから、ここに来れば必ず見られるといった訳ではないようです。今年2023年は非常に少なく、私は2回しか見ることができませんでした。ただヤドリギの木はここだけではなく、対岸や上流部など周辺にもありますから辛抱強く、あちこちのそれらを見て回る必要があります。
レンジャクは基本的にそれほど人を警戒しませんから見つければ、あとはじっくり撮影や観察ができます。なおこの辺りではヒレンジャクが多く、キレンジャクはごくわずかしか見ることができません。レンジャクはきれいで数も少ない鳥ですから、出会うことが出来ればじっくり撮影したい種類ですね。
カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。