写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ケニア サバンナの野鳥

 今日の写真はアフリカはケニアで出会った野鳥で、当時ケニアに住んでいた頃ですからもうずいぶん昔の話になります。ケニアでの観光と言えばゲームサファリ、つまり野生動物を見るためのツアーが最も有名で人気があり、観光資源としての一面もある国立公園が国内のあちこちにあり、野生動物たちが保護されています。でもその公園に柵が設けられているわけではありませんから動物たちは大地を自由に移動できます。ですから普段人々が生活する場であっても動物たちは普通に生息しています。ナイロビの街中であっても飼い犬がヒョウに襲われるということはよくありました。また郊外の幹線道路ではインパラやキリンをよく見かけ、それが普通のことでした。しかしこういった動物たちとの出会いとは違った観光地もあります。それが今日の遺跡(遺構が正しいかもしれません)現場です。

 首都ナイロビから南に行ったところに、もう良くは覚えていませんが旧石器時代の遺構が残っている場所があり、そこへ家族とともに訪れました。ナイロビは標高が1700mもありますから赤道直下でもいつも涼しいいのですが、その遺構のある場所は標高が低く非常に暑い砂漠のようなところにあります。その様子が3枚目の写真です。遺構は広い場所に散らばっており、そこを歩いて見て回るのですが暑いこともありとても疲れます。休憩のための東屋で一休みしているときに現れたのが1,2枚目のとても美しい鳥でした。彼はパンが好物のようです。彼は人を怖がらずすぐ近くまで来てくれましたから、長い望遠レンズでなくてもこのように大きく撮ることができました。

 ナイロビに近いこの暑い砂漠のような場所はマサイランドと言って、マサイ族が住む場所です。ここでは昔ながらの暮らしをしている彼らを見ることができ、興味は尽きません。
 カメラはフィルム時代のもので、多分 Canon EOS だったと思います。この画像はネガをスキャンしたものです。