写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 松尾池のオシドリたち

 今日の写真は、岐阜市長良川近くにある松尾池で撮ったものです。この池は農業用水の他に治水の機能も兼ねており、常に水があることから水鳥たちの冬の休憩所になっていました。ところが現在この池の改修工事のために水が抜かれており、水鳥たちを見ることができません。今日の3枚の写真は2020年の3月に撮影したものです。1枚目の写真はこの池の人気者のオシドリたちの群れです。地元の人に依れば最盛期は100羽以上が集まったそうですが現在そのような光景は見られません。写真にはオシドリの他にマガモカルガモが写っています。改修工事が終わった後に、これらの野鳥たちが戻ってきてくれるのか心配です。

 2枚目はオシドリのつがいです。オシドリ夫婦といわれるように彼らは群れになっていてもいつもオスとメスのつがいで行動しているように見えました。でも時には1羽のメスの後を3羽のオスが追うといった場面も見られました。彼らはつがいになる前の段階なのでしょうか。

 この池の人気者はオシドリの他に、この写真のカワセミがいます。この池には複数羽のカワセミがおり、しばらく観察していると彼らが水中に飛び込み餌を捕る様子を見ることができます。オシドリカワセミを常に見られる池があるのは鳥好きにとってとても恵まれた環境だと思います。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距124.9mm、35ミリ版換算341mm、ISO 400、F4.0、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

 

日本 ベニマシコに出会ったのですが。

 2023年1月6日の昨日、岐阜市近郊にある自宅の周辺を散歩した際にカシラダカアオジに混じってベニマシコがいるのに出会いました。しかし私に気づくとすぐに逃げてしまい写真を撮ることができませんでした。でもその個体は紅色がとても美しく是非とも撮りたいと思わせる体色でしたから残念です。同じベニマシコでも去年生まれたと思われるような、まだ羽毛が十分に紅色に生え揃っていない若いのが時々見られます。今日のこの写真のベニマシコは以前に同じ散歩コースで出会い撮ったものですが、この個体の体色はまだ淡いのですがだいぶ美しくなっています。

 2枚目の写真はベニマシコに出会った根尾川沿いの農道から見たシーンで、この淵でいつも羽を休めているマガモたちです。マガモたちの群れはいつもオスが多いように思うのですが何か理由があるのでしょうか。

 冬の散歩道では毎度おなじみのアオジです。背中の配色は地味ですがおなか側、特にのどは美しい黄色をしています。そののどが見える角度では魅力的な写真が撮れたりします。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ リゾートホテルの餌台と野鳥たち

 中米の国ベリーズは日本ではあまり知られていませんが欧米から多くの観光客が訪れます。その目的は古代のマヤ遺跡、深いジャングルとその自然、そしてカリブ海の美しい海を楽しむことですが、どの観光資源もとても魅力的です。今日の写真は内陸部の観光の町サンイグナシオに近い、ジャングルを売りにしたリゾートホテルで撮ったもので、ここではホテルに居ながらにして多くの野生の生き物たちを見て楽しむことができます。ホテルの位置は集落に近いとはいえ周囲は樹木に囲まれており、バルコニーに設置された餌代に多くの野鳥が集まります。1枚目はそのバルコニーで撮りました。背後に餌台が見えています。

 餌台にはひっきりなしに野鳥が訪れます。2枚目はこの国で最も多く見られるキツツキで、ベリーズシティでもおなじみの種類です。餌代に置かれているのは良く熟したパパイヤです。

 パパイヤは多くの種類の鳥たちを誘います。3枚目はカラードアラカリで、オオハシの仲間です。この種類は町中では見られず、出会うには郊外まで出向く必要があります。どのオオハシもカラフルできれいです。

 4枚目はプレイン チャチャラカで、この鳥、恐ろしいまでに人を怖がりません。枝の上を歩く様は恐竜を彷彿とさせます。その堂々たる態度にこちらが怖くなるほどです。大きさはキジより少し小型です。

 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距140mm、35ミリ版換算210mm、ISO800、F6.3、1/400sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 今年初のソウシチョウ

 今日の写真は2023年の今月1月3日から5日にかけて出会った野鳥たちのご紹介です。1枚目は岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園で、今日5日に出会ったソウシチョウです。今シーズンこれまで、ここで何度か彼らのさえずりを聞いていたのですが、なかなか姿を見ることができませんでした。それが今日やっと文殊山中腹辺りで見ることができました。ただそのチャンスはほんのわずかな時間でしかなく何とか撮れたこの写真、ソウシチョウの顔に手前の枝葉のボケが入ったために解像度が落ちているのが残念です。

 2枚目は昨日の4日に自宅周辺の散歩をした際に出会ったカワラヒワです。散歩コースの根尾川河原沿いに多くのカワラヒワが集まっており、ここ数日毎回の散歩でほぼ同じ場所で見かけます。私が歩く農道の地面や、やぶの草木で餌をついばんでおり、近づくとこうして近くの枝に飛び移り私が行きすぎるのを待ちます。

 3枚目は根尾川をゆったりと泳ぐカワアイサのオスです。最初はこの一羽だけかと思いましたが近くでメスが水中にもぐっていました。彼らはこの時期群れでいることも多いのですが、中にはこうしてつがいだけで行動しているのもいます。

 4枚目は今日5日の午後に自宅隣の栗畑で見たジョウビタキのメスです。自宅庭には彼らの好物であるピラカンサスが植えてあり、実が付いていたのですが今朝見てみると総てがなくなっていました。多分このジョウビタキのおなかに入ったのだと思います。ところでオスはまだ現れていません。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア 背景はピジョンアイランド国立公園の遺跡

 カリブ海の島国セントルシアはかつてはバナナの輸出が主要産業で、おもにイギリスがマーケットでしたが優遇措置が撤廃されてからは競争力を失いました。その衰退を補うように発展したのが観光業です。セントルシアカリブ海という観光には優位な位置にあり、くわえて温暖な気候と美しい海岸は勿論、島中央部のジャングル、比較的安定している治安、そして今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園の、かつてイギリス軍が建設した遺跡といったふうに観光資源に恵まれています。その大航海時代の遺跡は島北部のこの島随一の観光スポットであるロドニーベイの北端にあります。1枚目の写真はレンガの色が美しいかつての兵舎の中で撮りました。

 2枚目は公園ゲートから園内に2つある内の奥のビーチに続く散策路です。これらのビーチにはシャワー施設があることから海水浴の後は塩水を流してさっぱりして帰ることができます。濃い緑と赤い火炎樹の花のコントラストがきれいですね。

 公園入口ゲートにある園内の案内板です。ここがナショナルランドマークになっています。この島を訪れた際には是非訪問したい場所の一つです。
 使用機材のカメラはSony 100、レンズは Minolta AF35-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO100、F6.3、1/125sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 散歩コースで久し振りのクロジ

 昨日のこのブログ上で2023年元旦の、自宅周辺の散歩で出会った鳥たちをご紹介したのですが、この日は他にも、これまでにないような様々な種類の鳥たちと出会いました。一年の計は元旦にありといいますが今年も幸運に恵まれるように祈っています。1枚目は河原の藪の中で、ちらちらと見え隠れしているベニマシコを狙っているときに、なぜか私のすぐ近くの笹薮に飛んできたクロジです。ここでこの鳥に出会うのは久しぶりでしたから、これも今年の幸運の先触れかもしれません。

 2枚目はおなじみのアオジです。毎年たくさんの数がここを訪れてくれますから中には顔なじみがいるかもしれません。アオジは割と警戒心低い鳥です。

 少し遠かったのですが河原の藪の中にちらちらとベニマシコが見えていました。しかしこの日はメスだけでオスを見つけることができませんでした。でも彼らがこの辺りを訪れていることが分かり今後遭遇の希望が持てます。

 写真としてブログに載せる必要がないほどに毎回散歩の度に見かけるカシラダカです。いつもミヤマホオジロかもしれないとカメラを向けるのですが、お目当ての本人にはなかなか出会うことができません。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 元旦の野鳥たち

 岐阜市近郊にある自宅の周辺は雪のない元旦を迎えました。この日快晴という訳にはいきませんでしたが、晴れ間がありながら小雨がぱらつくといった典型的な冬のお天気でした。その小雨の合間を縫って午前と午後に自宅周辺の散歩に出かけましたが、驚いたことに元旦の午前中から柿畑で働いてみえる人がいました。探鳥する側としてはもう少しゆっくりしていただきたいのですが。でも今年最初の散歩では以外にもたくさんの種類の野鳥に出会いましたのでご紹介します。1枚目はアオゲラで、この日午前と午後合わせて3回も出会いました。同じ個体なのかそうでないのか分かりませんが新年早々幸運です。この日アカゲラも見かけたのですが写真は撮れませんでした。

 2枚目は根尾川河原の木に群れていたカワラヒワです。彼らは農道に落ちている草の実を食べていたようですが、私が近づいたことからこうして近くの木の枝に逃れました。農道の餌が名残惜しいのか遠くには飛び去りませんでした。このカワラヒワの群れは100羽を越えていたと思います。

 3枚目は河原にある大きな柳の木に来たエナガです。彼らはよくこの木を訪れ樹皮についている虫を食べます。私が静かに近づいても警戒する様子はなく、すぐ近くで写真を撮らせてくれます。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。