写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 熊野那智大社訪問

 今日のブログは昨日の続きです。那智勝浦の湯快リゾートに1泊した後に向かったのは熊野那智大社に続く大門坂、ここは熊野古道の中で最も有名と思われるコースです。巨木の林立する杉並木の長い階段を登りきるとそこには熊野那智大社があります。1枚目の写真の通り神社建物の木部の総ては朱に塗られとてもきれいでした。この神社の詳細については和歌山県の公式サイト( わかやま観光 熊野那智大社 | 和歌山県公式観光サイト (wakayama-kanko.or.jp) )をご覧ください。

 この神社境内に樹齢800年といわれる樟(くすのき)の巨木があり、この写真の通り幹に空いた穴に大人が入ることができ、そのまま幹の中を登り3mほど上の幹の穴から出ることができます。巨木を見るのは楽しいものです。

 この神社で最も有名なのは多分那智の滝でしょう。その落差133mは日本一です。我々がこの那智大社を訪れた時にアメリカ人の団体がいました。まだ学生たちで日本文化の研究をしているそうです。写真は三重塔の向こうに滝が見えるインスタ映えポイントからのものです。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F5.6、1/1,600sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 熊野古道 大門坂

 和歌山県南紀の旅の2日目は熊野那智大社那智の滝訪問でした。この旅の案内は和歌山県の公式ページ ( わかやま観光|モデルルート 大門坂~熊野那智大社・那智の滝 | 和歌山県公式観光サイト (wakayama-kanko.or.jp) )に詳しいことからそちらを参考にしてください。私たちは那智大社に至る大門坂までは自分の車で行きました。1枚目は大門坂の有名な杉並木の入り口にある夫婦杉です。樹齢は800年とのことでその大きさに圧倒されます。

 大門坂は熊野古道の中で最も有名なコースだと思います。結構大きな石を使った石畳、石階段が延々と続き、その両側には巨木が林立しています。巨木は杉が多いのですが、この写真のように楠も混じっています。この木も樹齢は800年だそうです。私が回った南紀の神社には楠の巨木が必ずありました。

 「大門坂入口から熊野那智大社へは石段の上りとなりますが、約1.3km・約40分と距離も短く、杉木立に囲まれた苔むした石段は、熊野古道の雰囲気も満点。勝浦温泉街から近く、バスのアクセスも良く歩きやすいコースになっています。」これは公式ホームページにある大門坂の説明です。この熊野古道、行って良かったと思っています。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距8.8mm、35ミリ版換算24mm、ISO 400、F5.6、1/60sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
 

日本 太地町のイソヒヨドリ

 今日の写真は今回の旅行で出会った野鳥と景色です。旅行は2泊で南紀をめぐるもので、クジラで有名な太地町熊野古道の観光でした。1枚目は太地町のクジラ博物館近くの海岸で見かけたイソヒヨドリのメスです。写真は、背景となっているコンクリートが体色と似ており鳥が目立たないのが残念です。今回の旅行でミサゴとこのイソヒヨドリに出会えたらと思っていたのですが、1日目から幸運でした。

 この写真のコンクリート製の桟橋の付け根付近の、海のごみが溜まっている辺りで上記のイソヒヨドリを見かけました。ここは鯨博物館のすぐ横です。右奥に写っている船は鯨調査船です。沖にはそんなに遠くないところに島が見え、とても風光明媚な場所です。

 3枚目は駐車場から見たクジラ博物館です。水族館が併設され、クジラやイルカのショーがあり、クジラや魚、海のことを学びながら大人だけでなく子供も楽しめる場所でした。機会があれば是非訪れてみてください。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 太地町のクジラ博物館

 2023年1月18日から2泊3日の予定で南紀を旅行していますが、初日は太地町に向かいました。ここではクジラ博物館を訪ねるのが目的でした。太地町といえば環境団体から目の敵になさている場所です。なぜならこの地では伝統的にクジラ漁をしており、現代においてもそれが続けられているというのが理由です。IWC国際捕鯨委員会)で日本は管理されたクジラ漁を主張しているのですが多くの国はこれに反対しています。その大きな理由はクジラは高い知能を持った動物だからだというのです。日本は長い間調査捕鯨でクジラの実態調査を続けそれを基にして論理的に食糧確保のための捕鯨の必要性を説くのですが理解が得られませんでした。そこで日本はIWCを脱退したのです。日本はこの問題に真摯に向き合ってきたのですが、反対国は日本のデータを無視し続けているのです。さて、1枚目は博物館内で行われるイルカショーの一場面です。

 2枚目は1枚目の一部の拡大写真です。高いところまでジャンプしているイルカが美しいですね。捕鯨に反対する環境団体はショーに登場するイルカは、強制的にやらされている虐待だから止めろというのが彼らの主張です。では欧米で行われている品評会に登場する犬、動作の優雅さを競う馬たちはどうなのでしょう、犬やウアマがあれを自主的にやっているということなのでしょうか。

 3枚目はクジラ博物館の敷地内です。手前のプールがイルカ用、その向こうがクジラショーに使われる湾です。一番奥には水族館があり、全体にとても風光明媚なところです。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距11.3mm、35ミリ版換算31mm、ISO 400、F5.6、1/1,250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 自宅近くのカワガラス

 今日の写真は2023年1月17日の昨日、岐阜市近郊にある自宅の近所を散歩した際に見かけたカワガラスです。今年は鳥インフルエンザの影響なのか、自宅周辺の散歩や近所の公園の山歩きにしても野鳥に出会う機会がこれまでに比べて非常に少ないような気がします。そんな中で今日の写真のカワガラスたちはこれまでと変わらず真冬の水に潜り餌を捕る姿を見せてくれています。1枚目は川の中央の岩の上で、どこにもぐるのか思案しているようです。彼らは相当な流れの中でも川上に向かって泳ぐことができます。或いは水中を歩いているのかもしれません。

 2枚目はカワガラスが水から飛び立った瞬間です。彼らは潜るのも飛ぶのも得意のようで、動作はどちらもとてもスムーズです。写真が少しボケているのは残念ですが、このような場面は狙っても撮れるものではなく、全くの偶然のたまものです。

 3枚目は日付が1日さかのぼるのですが、場所はカワガラスがいた場所とほぼ同じで、カワアイサのオスが急流の中を流れに任せて下っていました。今年は陸で野鳥に出会う機会が少ないのですが水上では例年通りのようです。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/2,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ クルックドツリー野生生物保護区のジャビルなど

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市から車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。ここは世界の湿地を保護する目的で設立されたラムサール条約に加盟しており、豊かな自然が守られています。乾季になるとこの湖の水位が下がることから、捕りやすくなった魚を狙って周辺から国境を越えて多くの水鳥たちが集まります。今日の写真はそんな湖の様子をお伝えします。1枚目は岸辺で羽を休める多くの鵜と、ひときわ大きな体の、この保護区のマスコットであるジャビルです。

 ジャビルは翼を広げた時の長さが北米で一番大きいそうです。バードウオッチャーはそのジャビルが飛ぶ姿を近くで見たいのですが、そんなにチャンスは多くないそうです。私は運よくこの写真の通り見ることができましたが、その大きさと迫力には圧倒されました。

 3枚目の写真はこの湖でジャビルに次いで大きなウッドストークが群れで空を舞っている様子です。彼らはジャビルに比べて圧倒的に数が多く、それらが大群で空を舞う姿は本当に壮観です。

 4枚目の背景は湖ですが現在乾季で水位が下がり湖底が見えています。そこには大群の白色系の鳥たちはいなくなりますが、チドリなどの小型の水鳥が餌探しをしています。奥の一段高くなっているところは湖を横断している道路です。雨期になるとこの道路まで水が着くことがあります。その時の交通手段はボートのみとなります。

 使用機材のカメラはSony α55、レンズは Minolta AF100-300 Apo。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F9.0、1/1,250sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 もしかしたらケアシノスリかもしれない

 2023年1月16日の今日、午後2時頃に岐阜市近郊にある自宅近くをカメラを持って散歩しました。散歩コースの途中、柿畑と根尾川沿いの農道を北に向かって歩くポイントがあるのですが今日は北風が強く寒く冷たい歩きとなりました。そのポイントの終盤で根尾川の対岸の木に飛んできた鳥を発見しました。遠目にはノスリに見えます。すぐにカメラを向け撮影しました。1枚目は川岸の梢に停まる様子です。

 停まってしばらくすると、その鳥は対岸の私の姿が気になったのか、或いは全く別の理由なのか、いったん川の中央に向かって飛び立ちました。それがこの2枚目の写真です。

 そしてそのあと、すぐに方向を変え川下に向かって飛んで行きました。それがこの3枚目です。この鳥に関しては撮影中からノスリにしては何か変だと違和感を感じていました。自宅に戻ってPCでよく見たところどうやらケアシノスリのようです。写真が小さいのではっきりしませんが、だとしたらとても珍しいことだと思います。ケアシノスリは、ネットで調べた限りでは数が少ないそうですから今後二度と会えないかもしれません。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F5.6、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。