岐阜県の谷汲山華厳寺は、西国33番満願霊場の札所として有名で、春の桜、秋の紅葉の時期は特に人出が多く、たくさんの出店と共に賑わいます。
500mほど続く参道には、両側に茶店や土産物屋が並び、普段でも営業していますから、いつ訪れても名所気分を味わえますし、それらの建物が古い木造であることから、昔の日本の観光地といった懐かしい雰囲気も楽しめます。
今日の写真は、その参道に建つ一軒の店ですが、かつての家庭の日常品が外壁に所狭しと並んでおり、その様が絵になっていることからスナップしてみました。冬のまぶしい光が店の品物と共に、子供の頃体験したような懐かしい光景を思い出させます。
2枚目は華厳寺山門ですが、冬枯れの木々が寒さを想像させますが、しかしさわやかな青空がぬくもりを感じさせます。
3枚目の写真は、近頃こんなモダンな和風建築も参道にできつつあることをお知らせする一枚です。
使用機材のカメラはCanon Power-shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離6.9mm、35ミリ版換算34mm、ISO 200、F4.0、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
このコンパクトカメラは、コンパクトとは思えないような画質で、特にスナップではその威力を発揮します。