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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア ピジョンアイランド国立公園の風景

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 カリブ海の小さな島国セントルシアは、プエルトリコから南米のベネズエラに向かって点々と続く東インド諸島に属し、北にフランス領マルチニーク、南にセントビンセントがあります。この東インド諸島は、海を大西洋とカリブ海とに分けるという役目も果たしています。

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 セントルシアは日本の淡路島ほどの面積で、人口は16万人ほど。人種は9割がアフリカ系黒人ですが、シーズンになると観光客が多く、いたるところで白人を見かけます。
 主な産業はバナナ栽培でしたが、世界での競争力が失われつつあり、現在それに代わって観光業が伸びており、この国一番の賑わいをみせるロドニーベイ地区のビーチには、様々なホテルやレストランが並んでいます。
 今日の写真は、そのロドニー湾の端にあるピジョンアイランド国立公園の一角で、ここにはかつてイギリス軍が建設した軍の建物が遺跡として残っており、加えて園内には美しいビーチもあることから、多くの観光客が訪れます。

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 1枚目と3枚目の写真の建物は、やはりこれも遺跡の一つですが、現在は改修され、小さな博物館となっています。シンプルな建物ですが、趣のある美しいたたずまいを見せています。
 2枚目の写真は、この国に一年中咲いているブーゲンビリアで、様々な色が真っ青な青空に映え、南国の風景を鮮やかに盛りたてています。
 この島、日本ではなじみが薄いのですが、欧米の人たちにはあこがれの地であり、これまでに何回も、「世界で新婚旅行で最も行きたい島」に何度も選ばれています。
 かつてこの島でしばらく暮らしましたが、今から思うと本当に天国のようなところでした。

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 使用機材のカメラはSony α100に、レンズは Sony DT18-70。大きな写真の撮影データは、焦点距離18mm、35ミリ版換算28mm、ISO 100、F9.0、1/80sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。