今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩で見かけるベニマシコのつがいです。
この冬にベニマシコを生まれて初めて見てから、その後なぜか頻繁に見かけるようになりました。思うに、これまでは飛び立つ野鳥を見てホオジロだろうと思い、その鳥を確認していなかったことから見逃していたためではないでしょうか。
野鳥が人に驚いて飛んで逃げる際、多く場合我々は背中を見ることになるのですが、ベニマシコのその後ろ姿だけだと、ホオジロと間違えても無理ないほど似ているのです。それに見かける場所は同じで、飛び方もそっくりなのですから。
このベニマシコの例に限らず、私は多くの種類の野鳥を見ていながら、その正体を知らずにいるのではと、近頃思っています。
写真のベニマシコがつがいであるかどうかわかりませんが、大抵はオスとメスを同時に見かけることから、繁殖をしない冬場であっても彼らは行動を共にするようです。
ところでこの写真、2羽のうち背後のメスにピントが合っているようですが、これは意図したものではなく、カメラが勝手に決めた結果です。というのも、ピントの合焦表示枠が大きく、その範囲内であると合焦点はカメラ任せになってしまうのです。
このカメラの改良点の一つとして、狙って合焦するピントの範囲をもう少し狭めてほしいと希望します。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離210.2mm、35ミリ版換573mm、ISO 500、F4.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。