今日1月4日の、岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩で、この冬初めてベニマシコに出会いました。実はメスのベニマシコは4日ほど前から見かけてはいたのですが、オスとの出会いはこの日が初めてでした。
ベニマシコはこれまで観察している限り、カシラダカやアオジのように群れを作ることはないようで、見かけるときは大抵1組のつがいで行動しているようです。
ただ彼らはカシラダカなどの群れの近くで行動していることが多く、遠くからではそれらとの見分けがつきにくいことから、或いは他のベニマシコを見落としている可能性はあります。
今日の写真でもお分かりいただけると思いますが、メスのベニマシコ、ホオジロ、カシラダカなどは保護色で、彼らが枯草の中にいるときは見つけることがとても難しく、よって彼らが動かない限り気づくことができず、彼らが飛び立って初めてしまったと思うのです。
オスのベニマシコはおなかの紅色が目立ちますが、それでもやはり、通常こちらに背中を向けている態勢での草の中ではやはり目立ちません。
3枚目の写真は今朝の散歩道の草の状態ですが、この通り厳しい冷え込みでした。こうした中で、どうして彼らはあんなに元気にしていられるのでしょうか。野生の力は不思議ですね。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。