6月2日の土曜日、初夏の乾いた空気の陽気に誘われて、本巣市根尾に行ってきました。そこは根尾川の清流に沿って集落が続く典型的な日本の農山村風景があります。
根尾には見どころがたくさんあり、その一つが日本三大桜の一つに数えられ、樹齢1500年と言われる淡墨桜です。
この日、根尾に来た目的は周りの景色を楽しみながら歩くことでしたから、車を樽見鉄道の樽見駅に停め、淡墨桜のある丘に向かって歩きました。
コースは樽見の街中を抜けて根尾川に架かる橋を渡るのですが、そこには車両通行用の通常の橋の横に、歩行者専用の細い橋が架かっています。
ところがこの橋、欄干が板で全面がふさがれ、おまけに手すりが高くて幅広く、大人でも下の根尾川の清流を覗き見ることができません。せっかくの風景に中で、どうしてこんなデザインにしたのか不思議です。
桜の巨木を見た後、帰り道は別のコースで丘を下りました。そのコースにも同じく橋が架かっているのですが、こちらは欄干がふさがれておらす、手すりも通常の高さですから下を流れる根尾川の清流を覗き見ることができます。
橋の上から清らかな水の中を泳ぐ魚を見ることができますが、そこで撮ったのが今日の写真です。背後の美しい流れをご覧いただけるでしょうか。
2枚目は、淡墨桜のある丘から北の方角を眺めた場面です。遠くにまだ雪の残る能郷白山が望めます。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離8.8mm、35ミリ版換24mm、ISO 400、F5.6、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。