岐阜市近郊にある自宅は、濃尾平野から山間部に変わる位置にあり、そのため多様な自然に恵まれています。川にはアユやアマゴが泳ぎ、水面には様々な水鳥たちが浮かんでいます。農地にある木にはアカゲラやアオゲラなどのキツツキが見られ、梢にはノスリや時にはオオタカが羽を休めていることがあるといった具合です。
そんな環境の中の自宅の東隣は栗畑になっており、そこに様々な野鳥が訪れますから、部屋に居ながらにしてそれらの姿を観察することができます。この写真はコゲラで、冬季にはほぼ毎日のように姿を見せてくれます。
こちらはエナガで、この栗林ではカラ類の中でも最も多く見かける愛らしい鳥です。たいてい彼らは10羽ほどの群れを作っており、その群れにコゲラやシジュウカラが混じっています。
自宅周辺ではカラ類の中でこのエナガを最も多く見ることができますが、多分それだけ生息数が多いのだと思いますが、一方でコガラやヒガラを見ることはありません。この数の違いは何が原因なのでしょう。生息域が違うのでしょうか。コガラやヒガラ、ゴジュウカラなども見てみたいものです。
こちらはカワラヒワで、彼らもこの栗林をよく訪れます。地味な羽毛の印象ですが、よく見ると美しい体色で鳴き声のかわいらしい鳥です。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距260mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/640sでした。また、1枚目の写真をクリックすればもう少し大きく見ることが出来ます。