中米の国ベリーズは熱帯地方に位置し、ジャングルが国内のあちこちにたくさんありますから普段の生活の中でも身近な存在です。私にとって、たぶん多くの日本人にとってジャングルはあこがれの地であり、発見の場であることから考えるだけでもワクワクする特別な世界です。
ベリーズではジャングル体験は国の重要な観光資源ですから、それを可能にするリゾートホテルがたくさんあります。それぞれのホテルでは観光客が楽しめるよう様々な工夫がなされており、欧米からの人気の旅行先となっています。
今日の写真はこの国最大の都市ベリーズシティから車で2.5時間ほどの距離にある国立公園内でのもので、広いホテルの敷地の周りに広がるジャングルの風景です。ジャングルの中は樹木がうっそうとして踏み入ることができないのですが、ここでは散策できるように小道が切り開かれています。
ジャングルを歩いていると小道をいろいろな動物が横切りとても楽しいのですが、野鳥に関しては、樹木が茂っていることから声は聞こえても姿を見るのは非常にむつかしく、写真撮影には向きません。でも何が出てくるのかと、そんな楽しみなジャングルの中の散策です。
これはジャングルの中のホテルの敷地内に咲くフランボイヤの花に来たハチドリです。こうした花に来るハチドリは1種類ではなく様々な美しい体色の鳥たちが集まりますから彼らを観察するのも楽しいひと時です。ジャングルは野生体験のできるワンダーランドですから、野鳥や動物を対象とするカメラマンにとってはあこがれの地だと思います。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは Sony SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距70mm、35ミリ版換算105mm、ISO800、F 4.5、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。