写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 朝市の魚屋さん

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 中米の国ベリーズの最大の都市はベリーズシティで、カリブ海に突き出た扇状地の半島形状の土地にあります。またその沿岸は遠浅でオーストラリアに続いて世界第2位のサンゴ環礁を持つことで有名です。ベリーズの海岸線は長く海は身近ですから国民は魚を多く食べ、この写真のように毎週末に開催されるシティマーケットの朝市にはたくさんの魚が並びます。この女性はいつもここで店を開いていますから彼女から魚を買うことが多く、この日も魚を買うついでに写真を撮らせてと言ったらはにかむようにな笑顔になりました。

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 こちらでは魚をこのように炎天下に並べることは当たり前で、店はどこも氷を使わず、また客もそれを要求しません。食材の新鮮さという点において日本人とはまるで感覚が違います。日本人は刺身で食べる習慣があることから新鮮さには過敏になるのでしょうね。でもこちらの人は氷に浸かった魚は新鮮さが分からないと文句を言うのだそうです。こうなると新鮮さに過敏なのはどちらなのか難しいことになります。つまり氷に浸かった魚は2日前に釣り上げたものか、今日捕ったのかわからないというのです。これは一理あるかもしれません。

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 ここで魚を買ってその場でさばいてもらうのですが、この時点でやっとはらわたを取り出します。つまり今日捕った魚だからこれが可能という訳なのかもしれません。魚をさばく手数料は魚の料金とは別に取られますが、その額は安いものです。この写真の台に並んでいるのは大小のシマアジやイサキみたいですね。ここでは魚種にかかわらず重さで値段が決まります。私はいつも塩焼きでいただくのですが、こちらの人は油でカリッと揚げるのが大好きです。その料理法のイサキは最高です。

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 使用機材のカメラはPanasonic Lumix FX60 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離 4.5mm、35ミリ版換算 25 mm、 ISO 80、F 3.5、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。