写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景は丘の上の砦

 カリブ海の島国セントルシアは欧米では人気の観光地で、特にイギリスにおいては日本でいうハワイのような存在です。欧米が冬になる観光シーズンにはジャンボ機を含めて多くの飛行機が乗り入れています。セントルシアは日本の淡路島ほどの大きさで国土の地形は起伏に富んでおり、美しい海洋はもちろん、ジャングルや山も楽しむことができます。今日の写真は島の北側にある観光の中心地ロドニーベイで撮影しました。ロドニーベイの北の端にピジョンアイランド国立公園があり、そこにはかつてのイギリス軍が造った軍用施設の遺跡が残っています。1枚目は園内丘の頂上にある遺跡の砦を背景にしています。

 2枚目はその丘から眺めたロドニーベイの景色で、湾内にはこの島で一番長いビーチがあり、それに沿ってリゾートホテルが並んでいます。湾内の一部には東カリブ随一の規模を誇るヨットハーバー(現地ではマリーナと呼びます)があり、主に北米からのヨットが集まります。

 3枚目は丘の上の砦に続く道の途中にある踊り場のようなところから、ロドニー湾の向こうにある首都のカストリーズ方向を見た景色です。湾内は風下にあたることから波は低く海洋レジャーには最適の場所です。ダイビングやシュノーケリングはもちろん、海中の魚を見ることができるグラスボートや潜水艇が楽しめます。この写真からもお分かりのように毎日が明るい日差しに包まれています。今から思うとこの世の天国のような島でした。

 使用機材のカメラはOlmpus E500、レンズは 標準キットズーム。1枚目の写真の撮影データは焦点距22mm、35ミリ版換算44mm、ISO100、F8.0、1/160sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。