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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ ベリーズ市郊外の鳥たち

 中米の国ベリーズは国土面積が日本の四国ほどしかありませんが、人口が36万人と極めて少なく人々はまばらに住んでいるといった印象があります。また国土全体の標高が低く湿地の面積が多くを占めていることからか開発はあまり進んでいません。よって自然が多く残されており、至る所で野生を目にする機会が多い環境です。今日の写真はこの国最大の都市ベリーズシティから車で20分ほどの距離にある郊外で出会った鳥たちで、1枚目は変わったくちばしの形が名前の由来になっているグルーブビルド アニです。

 グルーブビルド アニは以下のように紹介されています。「ミゾハシカッコウは、長い尾と大きく湾曲したくちばしを持つカッコウ科の熱帯の鳥です。テキサス南部、メキシコ中部、バハマから中央アメリカ、コロンビア北部とベネズエラエクアドル沿岸とペルーに至るまで、その範囲のほとんどに生息する種です。冬の間は、テキサスとメキシコ北部の範囲の北限からのみ後退します。 ウィキペディア(英語)」なお、この鳥はベリーズでは都市部以外で普通に見られます。

 3枚目はフォークテイルド フライキャッチャーで、その名の通りフォークのような長い尾を持っています。日本で長い尾といえばサンコウチョウぐらいしか思い浮かびませんが、ベリーズでもこれほど尾の長い鳥は他に見当たりません。

 4枚目はベリーズにはたくさんの種類が生息しているハチドリです。ハチドリは見かけが似ている種類が多く見分けるのが難しいのですが、くちばしの形は種類ごとに特徴的ですから見分ける大きなヒントになります。ハチドリは花の蜜だけで生きる、いかにも熱帯の鳥ですが彼らの名前ハチドリの由来は、蜜を吸う蜂から来ているのでしょうね。

 使用機材のカメラはSony α57、レンズは Sony DT55-300。1枚目の写真の撮影データは焦点距300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F5.6、1/400sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。