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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

シンガポール 飼い鳥の鳴き合わせ

 今日もシンガポールの野鳥のお話の続きです。シンガポールダウンタウンに近い高層のマンションが林立する住宅地に、高低差50mほどの起伏のある緑豊かな公園があり、土曜日に訪れました。その公園の一角に自身が飼う野鳥の鳴き合わせを行う場所がありました。そこは正に鳴き合わせを行うために造られた一角で、広い屋根だけの建物の下に多くの人が集まり鳥かごを吊るしていました。それが1枚目の写真です。その鳴き合わせのための屋根のある建物は3つあり、それぞれに違う種類の野鳥の鳥かごを吊るしていました。海外でこんな場所があるとは思いもよらず驚きでした。また、シンガポールの人たちは自然に親しみ楽しんでいるようで、うらやましくも思いました。ここに集まっている人たちはリタイヤしたような高齢者だけでなく若い人も多くいたのが印象的でした。住宅地を歩いてみると、シンガポールでは日本以上に鳥を飼っている人口割合が多いように思います。ただ現在では日本で野鳥を飼うのはとても難しいのですが。

 鳴き合わせ会場の1つ目の屋根の建物に吊るされていたのがこの鳥で、最近日本でも生息数が増えているとされるガビチョウです。ガビチョウは物まねが得意だとは聞いたことがあるのですがオリジナルのさえずりを知りません。でもこれだけ多くの人が飼っているところをみるといいのかもしれません。ところでシンガポールで販売されている自国の野鳥図鑑になぜかこのガビチョウは載っていません。なぜでしょう、もしかしたらガビチョウは輸入品? シンガポール滞在期間中に自然環境の中でガビチョウを見ることはありませんでした。

 こちらは2つ目の建物の下に吊るされていた鳥で、図鑑ではホワイトランプド シャマとなっています。この種類は日本で見られないと思いますが、見かけからするとヒタキ科でしょうか。図鑑に依ればシンガポールでも数の少ない鳥のようです。でも会場にはたくさんいました。よほどさえずりがいいのでしょうね。

 3つ目の建物に吊るされていたかごの中にはこの鳥、レッドワイスカード ブルブルです。でもの名前は適当に読んでいますから発音が違うかもしれません。姿かたちがとてもきれいな鳥で、今回のシンガポール滞在中に自然界で出会うことができました。その時の写真はいずれご紹介します。この鳥も人気のようで多くの鳥かごの中にいました。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距15.7mm、35ミリ版換算43mm、ISO 400、F5.0、1/180sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。