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シンガポール 植物園のサンバードなど

 今年2023年2月末に訪れたシンガポールで出会った野鳥たちを引き続きご紹介します。今日の写真は前回に続いてシンガポール市街地近くにあるボタニックガーデン(世界遺産の国立植物園)内で、ここを3回目に訪れた時に撮ったものです。この植物園は植物の多様さは勿論ですが、次から次へと、これまで見たこともない種類や、日本でもおなじみの野鳥たちが現れ、全く退屈しません。これまでケニアベネズエラコスタリカセントルシアミクロネシアベリーズと数々の熱帯地方の国を訪れていますが、この植物園で出会った野鳥の種類、数ともが最も多いのではないかと思います。さて1枚目の写真はクリムゾン サンバードです。日本語ではチドリの仲間ですが中南米ではハミングバードと呼び、ここシンガポールではサンバードといいます。

 こちらもハチドリの仲間のオリーブバックド サンバードです。このサンバードは上記の赤いのと同じ場所にいました。この近くにあった花の蜜を吸いに来ていたようですが、お互いを牽制するような行動が見られました。これらのサンバードは中南米ハミングバードに比べて体が少し大きく、またオスとメスでは体色が全く違い、メスは大変地味であるなどの違いがあります。

 サンバードがいた近くに赤い実のなる大きな木があり、そこに幾種類もの野鳥たちが集まっていました。3枚目はその中の一羽ですが種類が特定できません。もしかしたらオリーブウイングド ブルブルかもしれません。

 3枚目の鳥と同じ木に来ていたブラックネイプド オリオールで、日本名はコウライウグイスです。この鳥は数が非常に多くどこでも見かけます。またよくさえずりますから、いつも良く透る声が聞こえています。黄色が本当に美しい体色の鳥です。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO400、F4.0、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。