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シンガポール 飼い鳥の鳴き合わせ その2

 昨日のブログではシンガポールでの野鳥の鳴き合わせについてご紹介しましたが、今日もその話題です。1枚目は会場全体の様子で屋根だけの建物が3つ並んでおり、この屋根下に鳥かごを吊るしてあります。野鳥のオーナーたちは鳥かごの下ではなく屋根の縁の下にめいめいが持ち込んだ椅子に座って談笑していました。昨日お伝えした通り、どの屋根の下にも野鳥の入ったたくさんの駕かごが吊るされており、その野鳥たちが大きな声でさえずっていることから、とても騒々しい感じで、さえずりを楽しむといった趣ではありません。この鳴き合わせは鳥たちが普段寂しい思いをしていることから、仲間と共に思いっきりさえずり、ストレスを発散させる機会を提供する場なのでしょう。一方でオーナーたちにとっては情報交換の場となっていることと思います。こういった鳴き合わせをする文化はいつからあるのか、またどこからか伝わったものなのか、なかなか興味深いことです。当日は土曜日だったのですが、この会は毎週末に行われているようです。

 屋根のある鳴き合わせ会場の一角に広い芝生広場があり、そこには写真の通り等間隔にたくさんの鉄柱が立てられていますが、その鉄柱の先には鳥かごが吊るされています。その中にはいっている鳥は高い場所が好きだからか、或いは神経質だから人から遠ざけているのか、またその両方かもしれませんが屋根下の鳥たちとは違う種類です。かごの中にいたのがどんな鳥だったのか、確認するのを忘れてしまいましたが、今から思うとハトの仲間だったかもしれません。

 上の写真の鉄柱の上にはこの写真のハト、スポッテッド ドーブが来ていました。これは野生のものですが、かごの中にはこの種類が入っていたのかもしれません。そうだとすればこのハトのさえずるがきれいなのでしょう。

 4枚目の写真は鳴き合わせ会場の近くの木にキツツキの仲間、コモンフレームバックのメスが来ていました。このオスにはボタニックガーデンで出会っており、その写真は当ブログに既に掲載済みです。その他にも会場近くでいろいろな鳥を見かけました。
 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距14.2mm、35ミリ版換算36mm、ISO 400、F5.0、1/540sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。