シンガポール　多く見られる様々な野鳥たち

　今日は今年2023年の2月にシンガポールを訪れた際に出会った現地の野鳥たちの写真をご紹介します。シンガポールは国土面積が728.6 km²の小さな国で、全土は高度に開発されていますが、街中でも並木や公園など緑が多く、様々な種類の野鳥を数多く見ることができます。緑濃い公園で多く出会うのは勿論ですが、住宅団地も緑地が多いことから公園に劣らず出会う機会が多いのです。また市民の多くが鳥を飼い、その籠を軒先に吊るしていることから、それに野鳥が誘われてく来るのもあるかもしれません。理由はいくつかあると思いますが、日本より野鳥が濃いことは確かです。今日の総ての野鳥の写真は、ダウンタウン近くにあるボタニックガーデン（国立植物園）で見かけたものばかりです。1枚目はコモン　フレームバックというキツツキで、色彩が鮮やかで美しい鳥です。現地では特に珍しい種類ではありません。

　2枚目は当ブログで何度も登場しているブラックネイプド　オリオールで、日本名はコウライウグイスです。日本では迷鳥として時々渡って来るようです。この鳥、体が大きくヒヨドリほどだと感じました。数は非常に多くどこでも見られ、また鳴き声がきれいで良く透ります。それにしても体色の美しい黄色が良く目立ちます。

　3枚目は低い枝の上できれいな声でさえずっていたオリエンタルマグピエ　ロビンです。このように尾を立ててさえずる姿はコマドリを連想させます。どの鳥も似たようなものだったのですが、このロビンも人を全く怖がりませんでした。

　4枚目はこの国で最も多い鳥と思われるジャバン　マイナです。どこでも見かける鳥で人を全く怖がりません。屋外で食事をしているとテーブルや足元に来て食べ物を探します。姿はそれほどではありませんが鳴き声はジャングルで聞くような音質で、とてもきれいです。ぜひ日本に渡ってきて鳴いてほしいと思う鳥の一つでした。