写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ アルツンハ遺跡の野生たち

 中米ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの所にアルツンハ国立公園があります。ここは古代マヤ文明の遺跡が保存されており、悠久の人々の暮らしを垣間見ることができます。この公園の観光の目玉は複数のピラミッドで、園内にある複数のピラミッドはきれいに復元されています。そしてこの公園のもう一つの楽しみは、周りがジャングルに囲まれていることから野生の動物たちに出会う機会が多いことです。その中で最も多いのは野鳥ですが、1枚目は園内で見かけたハウスウレン、日本名はミソサザイです。この鳥は大きな声でとても美しくさえずります。日本では出会うことは少ないのですが、ベリーズでは都市部でも見かけ、人をあまり怖がりません。この時もかなり近づいたのですが逃げませんでした。

 2枚目は全長10㎝はあろうかと思われるバッタ、たぶんイナゴの仲間です。撮影は8月だったのですが。この時期になると大量に現れます。こちらも人を全く怖がりません。なおこのバッタをベリーズシティで見かけたことはありませんでした。

 3枚目は園内のピラミッドの石積みの詳細が背景に写っています。ピラミッドの躯体は原形のままの石を積み上げ、その外側にレンガ状に加工した石を積み上げて化粧します。その積み方は一様ではなく変化があり、なかなか凝った造りになっています。

 4枚目はアルツンハ遺跡公園のピラミッドに囲まれた広場を写しました。そのピラミッドの規模は様々で、たぶんその大小は権力を現していたのでしょう。このピラミッドに囲まれた広場では当時何が行われたのでしょうか。

 カメラはSONY α57、レンズはSony DT55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 6.3、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。