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日本 タマムシの産卵

 2023年8月29日は、NHKの天気予報では暑くなるが南からの湿った空気の流れ込みがないことから、にわか雨や夕立はないとのことでしたが、午前中の空はどんよりと曇っており、今にも降りだしそうな空模様でした。ですから文殊の森公園で文殊山に登っている間は雨の心配をしていました。それに相変わらず湿度が高く、これまで通り蒸し暑い日となりました。でも午後遅くには多少蒸し暑さは収まったような気がします。今日はいつも通り文殊山の四季の展望台でお昼を取ったのですが、その間に見かけた動物をご紹介します。1枚目はタマムシがモミジの木に卵を産み付ける様子ですが、こういった場面葉を初めて見ました。去年もこの木でタマムシを見たのですが、その時も卵を産み付けていたのかもしれません。

 2枚目はお尻から産卵管が出ていない状態です。タマムシは幹のあちこちを歩きながらお気に入りの場所を見つけては産卵していました。以下は「ウィキペディア」からの引用です。( タマムシ - Wikipedia )
「生態など;日差しの強い日によく活動し、成虫の餌であるエノキやケヤキなどの生える広葉樹林を飛び、夜間は幹の陰に潜む。北海道には分布していない。エノキやケヤキ、マキなどの高所の幹をのこぎりで挽くと、その香りを求めて切り口付近によく集まり、数匹で乱舞することもある。一方で垣根の乾燥した竹や一本だけ突き出た枯れ枝で日光浴する個体もよく見かけられる。警戒心が強く動きは機敏だが、人間が2m位に近づくとぴたりと動きを止め、更に近づくと飛び去ったり、茂みに落下したりして姿を消す。
卵はエノキ、マキ、ナツメ、リンゴ等の樹皮の割れ目や傷跡に生み付けられる。幼虫は幹の奧深く楕円形の穴を幹に沿って空けて食害するため、表面からは見つけにくい。風雨で幹が折れたり木が倒れたりする事故の原因となり得る害虫であり、果樹園経営者や庭師などには忌み嫌われる。」
 タマムシってカミキリムシみたいに食害することから、外観が良くてもある面では嫌われているのですね。

 タマムシを観察していた四季の展望台には時々サシバが上空に現れるのですが、今日もやって来てくれました。この時期はほぼ毎日のように見ることができますが、でも今日は距離が遠かったことから少し残念な写真でした。

 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離52.8mm、35ミリ版換算144mm、ISO 400、F 4.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。