写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 背景はハーピーイーグルの檻の前

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほどの距離に、この国唯一の動物園ベリーズズーがあります。園はこの国のジャングルを思わせるような森の中にあり、その密林の中の迷路のような道を歩くと、ゆったりした檻の中を動き回る動物たちに出会うことができるようになっています。ここはなるべく自然に近い環境になるように意設計されているのが伺えます。飼育されている動物たちは、すべてこの国に生息してい種類ですが、彼らは展示されているとともに、ここで保護されているのです。彼らは様々な理由で自然で生きてゆけなくなった個体たちなのです。今日の写真はそんな動物園での撮影です。1枚目はハーピーイーグル(カンムリワシ)のケージの前に設けられている展望デッキでの一枚です。このワシはいつもケージ内の高い枝にいることから、見学しやすいようにこのデッキでその高さに合わせているのです。

 2枚目はハーピーイーグルで、猛禽類最強と言われており、ここではオスとメスの2羽が飼育されています。体格はメスの方が大きく迫力もあります。どうですかこの足の太さ、女性の腕ほどもあります。しかし残念なことに、この地上最強の猛禽も生息数が激減しており、現在絶滅危惧種に指定されています。
 以下はハーピーイーグルに関するウイキペディアからの引用です。
 「大型の猛禽類。平均的な雌は全長100cm、翼開長200cm、体重7.5kg に達する。雄は雌より小型で、体重は4.75kg 程度。爪の長さは13cm もある。体の大きさはフィリピンワシやオオワシと並び、猛禽類では最大の部類に入る。
 食性は動物食で、哺乳類(サル、ナマケモノアルマジロヌートリア、ハナグマなど)、鳥類(コンゴウインコなど)、爬虫類(イグアナ、ボアといったヘビなど)、両生類などを捕食する。樹間をすり抜けるように飛行し、獲物を捕らえる。時速65 - 80キロメートルで飛来する鉤爪の衝撃力は1800ジュールに達し、そのエネルギーは一般的なアサルトライフルから放たれる弾丸に匹敵する。」

 3枚目はジャーガーです。この写真では眠っていてかわいらしいのですが、アメリカ大陸に生息するジャガーはアフリカのヒョウに比ベて大型で、体重は100㎏を超えることもあるそうです。ここに居るのは人に飼われたために野生に戻れなくなった個体で、広いケージでいつものんびりしています。もちろん起き上がれば迫力は十分ありますが。
 以下はウイキペディアからの引用です。
 「頭胴長(体長)オス110.5 - 180センチメートル、メス116 - 170センチメートル[4]。肩高68 - 75センチメートル。尾長44 - 80センチメートル。メキシコでの雄の平均体重は約50kg[要検証 – ノート]。ブラジルでは平均体重オス94.8キログラム・メス77.7キログラム、ベネズエラでは平均体重オス95キログラム・メス56.3キログラムという報告例がある。特にブラジルのパンタナルの個体群が最も大型化すると言われ、この地域の雄は体重が136kgを超えることも珍しくない[要検証 – ノート]。通常はメスよりもオスの方が10 - 20 %大型になる[6]。ネコ科の現生種ではトラ・ライオンに次いで大型で、南北アメリカに分布するネコ科の現生種では最大種。尾はやや短い。ヒョウと比較するとより全長や体重・足裏は大型で、尾が短く、体つきがずんぐりしている。体色は淡黄色や黄褐色で、黒い斑点の周囲に黒い斑紋が囲む形状の斑紋(梅花紋)が入る[5]。黒化個体もみられ、特に低地の熱帯雨林に生息する個体群でみられることある」

 カメラはSONY α77Ⅱ、レンズはSony 70-300 G OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 5.0、1/150sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。