写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

セントルシア 背景はカリブ海の楽園

 カリブ海の島国セントルシアは、国土面積が約600平方㎞強と日本の琵琶湖ほどの大きさで、人口約16万人の小さな島です。しかしカリブ海という地の利があり、気候が温暖で風光明媚なことから欧米では人気の観光地となっています。その観光の中心地は島北部のロドニー湾周辺で、そこにはリゾートホテルや土産物屋、レストラン、別荘が美しい海岸に沿って並んでいます。
 そのロドニー湾の北の端に今日の写真の舞台となっているピジョンアイランド国立公園があります。ここには熱帯魚とともに泳げる美しいビーチと共に、かつてこの島の領有権を争って戦ったイギリス軍の施設の遺跡があり、リゾート地の自然を楽しみながら歴史遺産にも触れることができるのです。島には二つの丘があり、そこからはカリブ海と島の風景をパノラマで見ることができます。
 1枚目、2枚目は低い丘の上にある砦の遺跡から高い方の丘を背景にしています。3枚目はレモングラスに覆われた低い丘の上に立つ砦の一部が見えています。ここでかつて激しい戦いが行われたのは遠い夢のような出来事で、今はどこまでのも明るいカリブの平和な楽園の風景が広がるばかりです。

 カメラはSONY α100、レンズはSony DT18-200 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 100、F 10.0、1/200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。