中米の国ベリーズの、この国唯一の動物園がベリーズズーです。その動物園はこの国最大の都市であるベリーズシティから車で1時間ほど内陸に入ったところにあります。その敷地は広く、周辺はジャングルとまでは言えない森なのですが、園内には多くの樹木がうっそうと茂る熱帯雨林でその種類は多く、1枚目の写真の背景のごとくまるで植物園のようです。そんな中で動物たちのそれぞれの檻は広く作られており、彼らの窮屈さは感じられません。この国に生息する動物たちに関心のある方は勿論、多種多様な植物も同時に楽しめる場所だと思います。
2枚目は世界で最強の猛禽と言われているハーピーイーグル、日本名オウギワシです。この鳥は現在、住む場所の開発や密猟によって数を減らしており、絶滅危惧種となっています。ここではオスとメスの2羽が飼育されれていますが、彼らは長い間人に飼われていたことからもう野生にも戻れなくなっています。
3枚目は中南米に住むジャガーです。アフリカにすむヒョウに似ていますが、体格がまるで違い、こちらの方が大きく感じます。川に入ってワニを狩るのですからすごいですね。この個体も人に飼われていたことから野生に戻れなくなっています。
この動物園は多くの種類の獣や鳥が飼われており見どころが多いのですが、同時に檻の外でも動物たちに出会うことができます。特に野鳥は多く探鳥を楽しむことができます。4枚目の鳥はブラックヘディッド トロゴンで、昨日の本ブログにも登場しています。ここでは野鳥たちの密度が濃いように思います。
カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離70mm、35ミリ版換算105mm、ISO 400、F 4.5、1/125sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。
