中米の国ベリーズは、日本の人にはあまりなじみがないのですが、豊かな自然に恵まれた野性味あふれるエキサイティングな国なのです。更にはカリブ海の美しいサンゴ礁、世界遺産のブルーホール、マヤ時代のピラミッド遺跡が残るといった豊かな観光資源を誇っています。今日の写真はこの国唯一の動物園であるベリーズズーで撮ったものです。1枚目は、園内がまるで植物園のようなジャングルになっており、動物も興味深いのですが植物に関しても訪れる価値がある動物園と思わせる背景です。
この動物園では、檻の中に飼われている鳥類は様々な種類のインコと、大きなくちばしを持つツゥカンだけです。この写真のハチドリは飼われているのではなく園内を自由に飛び回っている野生です。ベリーズはコスタリカほど種類は多くないのですが、自宅の周辺でも普段からたくさんのハチドリを見ることができます。
3枚目もやはり野生で、サメビタキの仲間でしょうか。こちらの野鳥はほとんどが人を怖がりませんから、このようにすぐ近くで撮影することができます。
4枚目はベリーズの国鳥であるキールビルド トゥカンです。この鳥は檻の中でしたが、自然の中でも時々見ることができます。大抵は郊外で見かけるのですが、この鳥が居ると、あまりにも変わった姿に何か現実離れした感があります。
カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離60mm、35ミリ版換算90mm、ISO 400、F 6.3、1/200sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。